南国のたすきが火を噴く——12地区の思いが交錯する、冬の最速決戦へ。

南国・鹿児島の冬を熱く染める2026年1月25日の「かごしま女子駅伝2026」
今年も鹿児島、指宿、川辺、日置、川薩、出水、伊佐、姶良、曽於、肝属、熊毛、大島の12地区が、プライドと意地を懸けて激戦を繰り広げます。
中学生から一般まで幅広い選手層がそろうこの大会は、まさに“地域の総力戦”。未来のスター候補が一気にブレイクすることもあれば、ベテランがレースを支配するシーンも少なくありません。
2026年大会は、例年以上に勢力図が拮抗しており、優勝候補の動向、台頭する注目選手、勝負区間の戦略など、見どころが満載。
本記事では、駅伝を知り尽くした目線で優勝争いの行方、注目選手、レースの見どころを総まとめとして分かりやすく解説します。大会前の予習にも、観戦をもっと楽しむための情報収集にも、ぜひお役立てください。
かごしま女子駅伝2026とは
大会の概要
「かごしま女子駅伝」は、鹿児島県内の各地区が代表チームを編成し、世代を越えたタスキリレーで県内 No.1 を競う伝統の地区対抗駅伝です。
2026年大会には、鹿児島・指宿・川辺・日置・川薩・出水・伊佐・姶良・曽於・肝属・熊毛・大島の12地区が出場。中学生、高校生、一般ランナーが一丸となり、地域のプライドを背負って走ります。
この大会の最大の特徴は、「世代混合のガチ勝負」であること。中学生が勢いをつけ、高校生エースが展開を作り、一般ランナーがレースに深みを加える——そんなドラマが毎年生まれます。また、地区ごとに育成方針や強化背景が異なるため、チームカラーがはっきり出るのも魅力のひとつです。
コースはアップダウンが程よく配置され、スピード・持久力・駆け引きのすべてが試される構成。序盤から流れをつくる区間、中盤の我慢比べ、そして最後まで逆転が起こり得る終盤など、どの区間にも勝負どころが存在します。選手たちのコンディションや区間配置がそのまま勝敗に直結するため、戦略性も高い大会として知られています。
2026年大会は、例年以上に戦力が拮抗しており、どの地区が抜け出すのか予測が難しい状況です。若手ランナーの飛躍や、主力選手の仕上がり、チームとしての結束力──そのすべてが結果を左右する、見応えあるレースとなることは間違いありません。
ライブ配信・テレビ中継・ラジオ放送情報
テレビ中継(MBC南日本放送)
- 放送時間:1月25日(日)9:54〜 生中継
- 大会の模様をスタートからゴールまでノーカットで放送
- 例年通り、レース展開を丁寧に追うローカル局ならではの実況が特徴
ラジオ中継(MBCラジオ)
- 放送時間:1月25日(日)9:59〜 生中継
- ラジオならではの臨場感ある実況
- radikoを使えば、スマホ・PCでも聴取可能(過去7日間の聴き逃しにも対応)
YouTubeライブ配信(MBC公式)
- 大会当日、YouTubeで公式ライブ配信の可能性あり
- アーカイブも残る可能性が高く、後から視聴したい人にも便利
優勝候補の分析|三つ巴のレース展開を予想
2026年の「かごしま女子駅伝」は、例年以上に勢力が拮抗しており、優勝争いは鹿児島・姶良・日置の三強による“三つ巴”になる可能性が高い。前回大会(第38回大会)でもこの3地区は上位を占めており、戦力・層の厚さともに抜きん出ている。
クラス分け(A・B・C)とは?
12地区を実力帯でA・B・Cに区分し、総合優勝とは別にクラス別優勝も競う独自ルール。前回大会の成績に応じて翌年のクラス入れ替え(昇降格)が行われ、今大会の区分はA=鹿児島・姶良・日置・大島/B=肝属・出水・川辺・川薩/C=曽於・指宿・熊毛・伊佐。
たとえば前回大島はBクラス優勝・総合4位で、翌年Aクラス復帰を果たしている(=昇格の実例)。一方、レース中断などの特例には、次回Cクラス出場の規定もある(大会要項)。
鹿児島(Aクラス)
前回大会:総合優勝(Aクラス優勝)
鹿児島は2026年大会でも大本命。中高生の競技人口が多く、毎年安定して強力なチームを編成してくる。特に、
- 序盤区間に配置される高速ランナー
- 中盤を支える高校生エース
- 終盤で粘る一般ランナー
と、全区間に穴が少ないのが最大の強み。
また、前回大会で総合優勝を達成しているため、選手たちの経験値や勝ち方を知っている点も大きい。大崩れの少ない“堅いチーム”であり、自然と優勝争いの中心になる。
優勝の確率:最も高い本命
姶良(Aクラス)
前回大会:総合2位
姶良は、今大会でも対抗馬の筆頭となる存在。前回は総合2位と力を見せており、Aクラスの中でも地力はトップレベル。
特徴は「バランス型」で、どの区間も安定した選手が揃うため、レース序盤から常に上位圏を走れる。
特に中学生区間の勢いがあり、序盤で流れをつくるレース展開が可能。鹿児島に比べると爆発力はやや劣るが、総合力では負けていない。
優勝の可能性:十分ある“対抗”
日置(Aクラス)
前回大会:総合3位
日置は、前回総合3位。2026年も優勝戦線に加わる可能性が高い。伝統的に高校生の強化が進んでおり、中盤区間での粘りに強みがある。
特に、
- 高校生区間で差を詰める持久力型の選手
- 終盤でロングスパートができる一般選手
が揃いやすく、終盤の逆転力を秘めている。
鹿児島・姶良に比べると“チーム完成度”で一歩及ばない印象はあるが、はまれば優勝も見えるダークホース的位置にいる。
優勝の可能性:伏兵だが展開次第でチャンス大
大島(Bクラス最強の存在)
前回大会:Bクラス優勝(総合上位)
大島はBクラスながらも個々の能力は高く、2026年大会でも上位に絡む可能性がある。特に長距離に強い選手が多く、アップダウンや粘り勝負の区間で強みを発揮する。
Aクラスの3強に割って入る可能性は十分ある。
曽於(Cクラス優勝)
前回大会:Cクラス優勝の実力派
曽於は若手育成が進んでおり、特に中学生区間での勢いが特徴。2026年は“飛び道具的な存在”として、区間賞を獲得する選手が出る可能性がある。
総合優勝までは届かない可能性が高いが、上位争いの流れを変える“キーマンチーム”だ。
2026年の優勝争いまとめ
- 本命:鹿児島
- 対抗:姶良
- ダークホース:日置
- 上位に絡む可能性:大島、曽於
Aクラスの三強は今年も手強いが、若手の仕上がり次第ではB・Cクラス勢が上位に食い込む“波乱の大会”になる可能性もある。
チーム分け(出場地区)の基本ルール
- 一般:居住地が原則(例外で出身地も可)
- 高校生:出身地(出身中学校)が原則
- 大学生:出身地が原則
- 中学生:居住地が原則
つまり、「どこで生まれたか」よりもどこに住んでいるかまたはどこを卒業したかが基準になる大会です。

出場が予想される注目選手
鹿児島チームの注目選手
2026年大会の鹿児島チームは、高校生のスピードランナーと社会人の安定感が見事に融合した布陣が魅力だ。ここでは、優勝争いの軸となる3人を紹介する。
野口紗喜音(神村学園3年)
高校女子長距離界を代表するスピードランナーであり、鹿児島チームの“絶対的エース候補”。全国高校駅伝ではアンカーを走った。
神村学園の主力として全国レベルのレースで経験を積み、今年に入りトラックでも安定した高速ラップを刻むなど、仕上がりは上々です。
彼女の最大の特徴は、序盤から積極的に前へ出る勝負度胸、落ちないリズムとスピード持久力、集団走からのラストの切れ味、特に1区・4kmのような“流れを作る区間”での起用が有力で、彼女の走りがチームの勢いを決定づける。
鹿児島が優勝争いに絡むためには、野口がどれだけ前の位置でタスキを渡せるかが最重要ポイントになるだろう。
小坂元くらら(鹿児島高校3年)
鹿児島高校が誇る実力派ランナーで、特に中盤区間での安定感が光る。周囲の状況に左右されにくく、自分のペースで堅実に刻むタイプで、駅伝では“ブレーキを絶対に作らない選手”として評価が高い。
4区や6区などの距離が長く、走力が問われる区間での起用が予想される。
エース級が揃う鹿児島チームの中で、彼女はレースの中盤を支える“屋台骨”となる存在だ。
嶋田晴日(鹿児島銀行)
社会人カテゴリーからの選出で、鹿児島チームの“精神的支柱”となるランナー。実業団所属ならではの安定した走力に加え、ロードレースで積んだ経験値が豊富で、特に後半勝負の区間で真価を発揮するタイプだ。
アンカーの6区(4.0245km)で起用されれば、最後の追い上げや着順の押し上げが期待できる。若手主体の鹿児島チームにおいて、彼女の存在はレース終盤の安定剤として欠かせない。
出典:南日本放送(MBC)公式YouTubeチャンネル
姶良チームの注目選手
2026年の姶良チームは、例年通り神村学園勢を中心とした“トップスピード型”の布陣が特徴だ。さらに一般カテゴリーの経験値あるランナーも加わり、総合力の高さは県内屈指。今年も優勝争いの中心に立つ可能性が非常に高い。
堂園心花(神村学園3年)
神村学園の中でも、最も“駅伝向き”と言われるオールラウンダー。中盤以降の苦しい展開でもペースを崩さず、淡々と刻める安定感のあるラップタイムが強み。
アップダウンに強く、4区(4.073km)などの戦略区間で起用されれば、チームの順位を確実に押し上げるタイプだ。
姶良にとって、堂園が“ブレーキを作らない”ことは優勝争いの前提条件になる。
福永麻央(神村学園3年)
神村学園の誇るスピードスター。中距離寄りのスピードを武器に、短い区間で圧倒的な働きを見せるタイプ。序盤で流れをつくる1区や2区での起用が濃厚で、レースに勢いをつける“アクセル”となる存在だ。
福永の走り次第で、姶良が“前を追う展開”になるのか、“逃げる展開”になるのかが決まる。
荒木美伊奈(鹿児島高校1年)
今年一気に評価を上げた新星。1年生ながら中学時代から頭角を現しており、高校に進んでさらに走力が伸びてきた。区間距離の短い2区・5区などでの起用が有力で、フレッシュな勢いでチームに流れを呼び込む存在になりそうだ。
姶良が優勝を目指す上で、荒木の区間順位は重要な指標となる。
西川歩夏(肥後銀行)
社会人ランナーならではの落ち着きと経験を持つ選手で、姶良チームの精神的支柱。ロードレースで培ったスタミナとスピード持久力があり、ラスト勝負の区間や逆風の展開でも力を発揮する。
若手中心の姶良チームにおいて、西川の存在は“勝ち切るための最後のピース”と言える。
日置チームの注目選手
久田 ちひろ(日置市役所勤務/キャプテン)
日置チームをまとめる精神的支柱。社会人ランナーとしての安定感は突出しており、落ち着いたレース運びと終盤の粘りはチーム最大の武器だ。
前半で多少の順位変動があっても、久田が中盤またはアンカー区間で流れを立て直すことができるため、チーム全体に安心感をもたらす。
赤崎 凛(樟南高校3年)
樟南の中心選手として高校駅伝でも存在感を見せる実力者。スピードと粘りを両立したバランスタイプで、区間による適性が幅広い。
序盤の流れをつくる1区・2区、または後半の勝負区間においても確実に役割を果たせる頼れるランナーだ。
武田 星莉(神村学園1年)
神村学園の期待のルーキー。中学時代から高い実力を示しており、高校に進んでさらに走りの幅が広がった。
1年生ながら、区間上位に絡めるスピードがあり、とくに短い区間では爆発力を発揮するタイプ。
福元 彩華(神村学園3年)
神村学園の主軸として長年チームを牽引してきた実力派。スピード決着にもタフな展開にも対応できる万能型で、“区間配置を問わない”万能性が魅力。
チーム事情に応じて、序盤・中盤どちらにも配置可能な点は、日置にとって大きな強みとなる。
大島チームの注目選手
白峯 袴羽(神村学園1年)
神村学園の期待のルーキーとして注目度が高い白峯。中学時代から高いポテンシャルを示しており、高校に上がってからもスピード指標が安定している。
特に 2区・5区の短距離区間で爆発力を発揮できるタイプで、大島チームに“勢い”をもたらす存在だ。
彼女が前との差を詰め、あるいは後続を突き放せるかが、大島のレース展開に直結する。
手島 凛花(鹿児島女子高校3年)
昨年も大島チームの主力として走り、安定感のあるパフォーマンスでチームの上位進出に大きく貢献した存在。
4km前後の区間で非常に安定した巡航スピードがあり、中盤から終盤の“粘り区間”で力を発揮する。
手島がどの位置でタスキをつなぐかによって、大島チーム全体の順位が大きく動く。
宮原 愛結美(一般の部)
大島チームの“経験枠”であり、社会人ランナーとしての落ち着きと、ロードでの安定感が武器。
学生主体のチームにおいて、宮原のような大人の走りが後半区間で大きな力となる。特に 6区(アンカー)で粘る力があり、順位を守る/押し上げる両方に対応可能だ。
接戦になった場合、宮原の存在が勝敗を左右する可能性は高い。
区間の説明(第39回かごしま女子駅伝・6区間21.0975km)
コースは霧島市隼人運動場を発着とし、国分下井を折り返す構成で、スピードと持久力の両方が問われるバランス型の駅伝となっています。
1区:4.0km
大会の流れを決める“花の1区”。スタート直後からペースが上がりやすく、高校生エースや一般の実力者が配置されることが多い。
ここで前方につけられるかどうかで、チーム全体の展開が大きく変わる。
2区:3.0km(※中学生も配置可能。1年生は不可)
スピード区間。序盤の勢いを継続するため、ピッチの速い選手や短距離型が起用される。
1区で作った差を維持・拡大しやすいが、逆に差がつきやすい区間でもある。
3区:3.0km(中学生区間=必ず中学生)
大会唯一の“完全中学生区間”。脚力の差が最も出やすい区間で、チーム方針によって順位変動が大きい。
中学生の突っ込みすぎによる失速も起こりやすく、難しい区間。
4区:4.073km
大会の“心臓部”。距離が4km超と長く、高校生上級生や一般の経験者が起用される最重要区間。
アップダウンがあり、ペース配分の巧拙が順位に直結する。
5区:3.0km
短い区間だが、レース後半に向けて勢いをつけたい局面。スピードタイプ×粘りのミックス型が配置されることが多い。
流れが悪いチームはここで持ち直す必要がある。
6区:4.0245km(アンカー)
最終区間。ここまでの流れを受けて、粘り・経験・気持ちの強さが問われる。
逆転が出やすいが、失速も起きやすい。各地区の“頼れる一般選手”が選ばれやすい。
勝負区間(レースが動く区間)
勝負区間:1区(4.0km)
レース全体の構図が決まる最重要区間。ここで前の流れに乗れるかどうかで、中盤の選手が走りやすくなる、強豪チームは“逃げ展開”に持ち込める、など、チーム戦略に直接影響する。
強豪地区の多くはエース級を1区に配置するため、最初の1kmからハイペースの展開になりやすい。
勝負区間:4区(4.073km)
実質的な“真の勝負区間”。距離が長く、アップダウンもあるため、1区・2区・3区での順位、チーム全体の勢い、をここでまとめて覆すことが可能。
Aクラス上位チームはここに“準エース”を投入することが多く、中盤で一気に勝負を賭ける攻めの区間として使われる。
勝負区間:6区(4.0245km/アンカー)
最後の逆転区間。距離が短すぎず長すぎず、脚力差が露骨に出る難区間。上位争いはここで決着することも多い。
総合優勝争い、クラス優勝争い(A・B・C)、5位〜8位の入賞ライン争い、いずれも6区でドラマが生まれやすい。
特に2026年は、強豪地区のアンカーが粒ぞろいのため、最終盤まで勝負がもつれる可能性大。
過去5年間の優勝と2位
過去5年の結果を見ると、姶良と鹿児島が互いに優勝を分け合う明確な二強構図がはっきりと表れている。
一方で、日置や出水などが上位に食い込む年もあり、上位争いは常に激しい。
とくに2025年は鹿児島、2023〜2024年は姶良が頂点に立つなど、勢力図は拮抗しながらも安定した強さを持つ地区が中心にいることが分かる。
かごしま女子駅伝2026の優勝予想を精度高く行うには、直近5年のデータトレンドが有効です。
結果一覧が示すように、姶良×鹿児島の二強構図は揺るがず、日置・出水が台頭する年もあるため、2026年は「二強+伏兵」の最新勢力図が妥当。
区間配置と仕上がりの差が小さい大会だけに、1区・4区・6区(勝負区間)でのエース起用が優勝争いを左右します。
2025年
- 優勝:鹿児島
- 2位:姶良
2024年
- 優勝:姶良
- 2位:鹿児島
2023年
- 優勝:姶良
- 2位:鹿児島
2022年
- 優勝:姶良
- 2位:出水
2021年
- 優勝:鹿児島
- 2位:日置

福岡市内に下宿する鹿児島出身の女子大生の観戦スタイル例
かごしま女子駅伝は、選手だけでなく、“ふるさとを離れた人たちの心までつなぐ大会” でもある。
たとえば、鹿児島を離れて福岡で暮らす人にとっても、この日だけは特別だ。
どこにいても、テレビ越しに故郷を感じられる——そんな物語がある。
福岡市内で下宿しながら大学に通う鹿児島出身の女子大生は、「かごしま女子駅伝2026」を今年も実家のテレビ配信で観戦する。離れて暮らしていても、この大会だけは欠かさない。
レース開始前、スマホで桜島に住むおばあちゃんへ電話をかける。
「今ちょうどスタート前だよ。そっちは天気どう?」
『今日は灰も少なくて、走りやすそうじゃ』
画面に映る鹿児島の街並みや桜島を見ながら、少しだけホームシックになる。
「この辺、昔一緒に応援行ったよね」
『そうそう。あの坂がきついんよ。後半で差が出る』
注目選手が力強く前に出ると、福岡の部屋でも思わず声が出る。
「今の選手、区間賞狙える走りじゃない?」
『うん、あの落ち着きは強いチームの証拠じゃ』
福岡と鹿児島、距離はあっても駅伝中継と電話があれば心は近い。
レースが終わる頃には、
「来年は帰省のタイミング合わせて一緒に見ようね」
そんな会話が自然と生まれるのも、「かごしま女子駅伝」ならではの魅力だ。
今年もまた、12地区のタスキが霧島路を彩る。
走るのは選手だけではなく、
それぞれの故郷を想う人の気持ちもまた、静かに走り続けている。

タスキがつなぐ、鹿児島の未来。2026年の主役は誰だ。
2026年大会のかごしま女子駅伝は、直近5年の結果からも分かるように、姶良と鹿児島を中心とした二強時代の只中にあります。しかし、日置や大島、出水といった地区が躍進する年もあり、勢力図は固定されているようで実は流動的。
そして、勝負を決めるのはいつも、1区の勢い・4区の攻防・6区の粘りという“駅伝の本質”を突いた区間構成です。
若手から社会人まで、幅広い世代がタスキをつなぐこの大会は、毎年必ずドラマを生む。
2026年はどのチームが主導権を握り、どの選手がスターとして飛び出すのか──。
読者のみなさんが、この記事を通してレースの見どころや勢力図を掴み、
1月の霧島路を走る12地区の熱い戦いを、より深く楽しめますように。

