箱根駅伝2026、歴史を変える戦いが始まる!王者の連覇か、新星の台頭か――全20校の運命を徹底予測!

箱根駅伝2026は、例年以上にドラマティックな展開が予想されています。昨年の覇者は連覇を果たすのか、それとも新たな王者が歴史を塗り替えるのか――。今年は、エース対決、山上りの激戦、そしてシード権争いまで、見どころ満載です。
本記事では、出場全20校の戦力分析、注目選手の紹介、そして順位予想を徹底的に解説。さらに、区間別の勝負ポイントや過去データから読み解く戦略も網羅しました。
2026年の箱根駅伝を100倍楽しむための完全ガイド、ぜひ最後までご覧ください!
箱根駅伝2026の概要
大会名称
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)
開催日程
- 往路:2026年1月2日(金)午前8:00スタート
- 復路:2026年1月3日(土)午前8:00スタート
コースと距離
- 東京・大手町(読売新聞社前)から神奈川・箱根町芦ノ湖までを往復する全10区間
- 総距離:217.1km
- 往路(東京→箱根):5区間・107.5km
- 1区:大手町~鶴見(21.3km)
- 2区:鶴見~戸塚(23.1km)★エース区間
- 3区:戸塚~平塚(21.4km)
- 4区:平塚~小田原(20.9km)
- 5区:小田原~箱根(20.8km)★山登り
- 復路(箱根→東京):5区間・109.6km
- 6区:箱根~小田原(20.8km)★山下り
- 7区:小田原~平塚(21.3km)
- 8区:平塚~戸塚(21.4km)
- 9区:戸塚~鶴見(23.1km)
- 10区:鶴見~大手町(23.0km)
- 往路(東京→箱根):5区間・107.5km
出場チーム
- 前回大会でシード権を獲得した10校
- 予選会を通過した10校
- 関東学生連合チーム(オープン参加)
合計 21チームが出場予定。
箱根駅伝2026 出場大学一覧(全20校+関東学生連合)
第102回箱根駅伝(2026年1月2日・3日)には、前回大会のシード校10校と予選会通過校10校、そしてオープン参加の関東学生連合チームが出場します。
シード校(前回大会総合10位以内)
- 青山学院大学(18年連続31回目)
- 駒澤大学(60年連続60回目)
- 國學院大學(10年連続19回目)
- 早稲田大学(50年連続95回目)
- 中央大学(9年連続99回目)
- 城西大学(4年連続20回目)
- 創価大学(7年連続9回目)
- 東京国際大学(2年連続9回目)
- 東洋大学(24年連続84回目)
- 帝京大学(19年連続27回目)
予選会通過校(2025年10月予選会上位10校)
- 中央学院大学(3年連続25回目)
- 順天堂大学(15年連続67回目)
- 山梨学院大学(6年連続39回目)
- 日本大学(3年連続92回目)
- 東海大学(2年ぶり52回目)
- 東京農業大学(2年ぶり71回目)
- 神奈川大学(3年連続56回目)
- 大東文化大学(4年連続54回目)
- 日本体育大学(78年連続78回目)
- 立教大学(4年連続31回目)
オープン参加
関東学生連合チーム(選抜)

出場大学の特徴と過去成績
青山学院大学
- 特徴:圧倒的な選手層とスピード駅伝。原監督の緻密な戦略で「区間賞量産」が可能。
- 過去成績(2021~2025):4位 → 優勝 → 3位 → 優勝 → 優勝
- 優勝回数:8回(近年は王者の風格)
駒澤大学
- 特徴:個々の走力が高く、エース区間で「貯金」を作る戦略。全日本・出雲でも強さを発揮。
- 過去成績:優勝 → 3位 → 優勝 → 2位 → 2位
- 優勝回数:8回(青学と双璧)
國學院大學
- 特徴:近年急成長。出雲駅伝で連覇し勢いあり。総合力と安定感が武器。
- 過去成績:9位 → 8位 → 4位 → 5位 → 3位
- 最高順位:3位(初優勝を狙う)
早稲田大学
- 特徴:伝統校の意地。個々の走力は高いが、チーム戦略と選手層に課題。
- 過去成績:6位 → 13位 → 6位 → 7位 → 4位
- 優勝回数:13回(名門復活なるか)
中央大学
- 特徴:スピード型ランナーが多く、往路で勝負する傾向。100回出場目前。
- 過去成績:12位 → 6位 → 2位 → 13位 → 5位
- 優勝回数:14回(古豪復活の兆し)
城西大学
- 特徴:山登り・山下りに強い「特殊区間型」。近年はシード常連
- 過去成績:16位 → 出場せず → 9位 → 3位 → 6位
- 最高順位:3位(ダークホース)
創価大学
- 特徴:近年メキメキと力をつける新鋭。復路で粘るチーム力。
- 過去成績:2位 → 7位 → 8位 → 8位 → 7位
- 最高順位:2位(優勝候補に近い)
東京国際大学
- 特徴:スピード型で往路に強み。留学生ランナーの存在も注目
- 過去成績:10位 → 5位 → 11位 → 22位 → 8位
- 最高順位:5位(復活の兆し)
東洋大学
- 特徴:「その1秒をけずりだせ」の伝統。山登り区間で強さを発揮
- 過去成績:3位 → 4位 → 10位 → 4位 → 9位
- 優勝回数:4回(安定感あり)
帝京大学
- 特徴:復路に強い「中野マジック」。粘り強さが武器
- 過去成績:8位 → 9位 → 13位 → 9位 → 10位
- 最高順位:4位(上位進出の可能性)
各校の注目選手
青山学院大学
黒田朝日(4年):箱根2区で区間3位、出雲6区区間賞。安定感と爆発力を兼ね備えた絶対的エース。連覇の鍵を握る存在。
駒澤大学
佐藤圭汰(4年):トラックでも日本トップクラス。箱根7区区間賞経験あり。序盤から流れを作るスピードスター。
國學院大學
青木瑠郁(4年):箱根2区で区間2位。持久力と粘り強さが武器。攻撃的な区間配置で優勝争いに絡むキーマン。
早稲田大学
工藤慎作(3年):「山の名探偵」と呼ばれるほど、箱根5区(山登り)での安定感と爆発力が抜群。平地でも強く、ハーフマラソンで学生トップクラスの記録を持つため、山も平地も任せられる万能型エース。
中央大学
吉居駿恭(4年):箱根1区区間賞。スタートから勢いを作る存在。兄弟でチームを牽引するスピードランナー。
城西大学
ヴィクター・キムタイ(4年):留学生エース。出雲3区区間賞。ハイペースで流れを変える力を持つ。
創価大学
スティーブン・ムチーニ(4年):ケニア出身の万能型。スピードとスタミナを両立し、往路での勝負に強み。
東京国際大学
リチャード・エティーリ(4年):箱根2区区間賞。圧倒的な巡航力で大量ごぼう抜きが可能な留学生エース。
東洋大学
岸本遼太郎(4年):第101回大会(2025年)4区で区間3位(1時間01分15秒)、7人抜きでシード権争いに復帰。チームを救う「流れを変える走り」が持ち味。
帝京大学
柴戸遼太(4年):帝京大学の精神的支柱であり、主将としてチームを牽引。「5強崩し」を目標に掲げ、全日本大学駅伝では6位、出雲駅伝では8位と着実に順位を上げるチームをまとめるリーダー。
順位予想と戦力評価
2026年の箱根駅伝は「戦国駅伝」と呼ばれるほど混戦模様ですが、最新情報をもとに優勝候補・シード権争い・ダークホースを整理しました。
優勝候補トップ5(戦力評価付き)
1位:青山学院大学
戦力評価:★★★★★
注目ポイント:三連覇を狙う王者。層の厚さは別格。黒田朝日を軸に、山登り・山下りも安定。往路で主導権を握る可能性大。
2位:駒澤大学
戦力評価:★★★★★
注目ポイント:黄金世代ラストイヤー。佐藤圭汰・伊藤蒼唯らエース級が揃い、全日本大学駅伝優勝で勢いあり。復路の爆発力が武器。
3位:中央大学
戦力評価:★★★★☆
注目ポイント:吉居駿恭を中心に往路勝負型。全日本大学駅伝2位で好調。山岳区間の適任者が鍵。
4位:國學院大學
戦力評価:★★★★☆
注目ポイント:出雲駅伝連覇で攻撃的な区間配置が得意。青木瑠郁ら主力4年生が充実。山区間克服が課題。
5位:早稲田大学
戦力評価:★★★★☆
注目ポイント:出雲駅伝2位で復活気配。工藤慎作(山登り)と山口智規(スピード)で往路勝負。
シード権争い(6位~10位予想)
6位:帝京大学
粘り強い復路型。主将・柴戸遼太がチームを牽引。
7位:創価大学
留学生ムチーニの存在が大きい。往路で流れを作れるか。
8位:順天堂大学
名門復活を狙う。スピード型が鍵。
9位:城西大学
山登り・山下りに強い。キムタイの爆発力に期待。
10位:東洋大学
鉄紺の伝統。岸本遼太郎が復路アンカーで勝負。
ダークホース候補
- 東京国際大学:エティーリの爆発力で往路逆転もあり。
- 中央学院大学:予選会トップ通過。勢いでシード権争いに絡む可能性。
- 東海大学:2019年優勝校。復活の兆しあり。
戦力評価のポイント
優勝条件:区間順位を5位以内でまとめる、山岳区間(5区・6区)でブレーキなし、つなぎ区間で差を広げる、選手層の厚さとピーク調整力

区間別の見どころ(2区・5区・6区)
箱根駅伝の勝敗を大きく左右するのは、「エース区間」2区、山登りの5区、そして山下りの6区です。それぞれの特徴と注目ポイントを詳しく解説します。
2区(鶴見~戸塚・23.1km)|“エース区間”の真剣勝負
- 特徴:最長区間であり、各校のエースが集結する「花の2区」。序盤の流れを決定づける区間
- 見どころ
- スピード+持久力の総合力勝負。ここで大量ごぼう抜きが起きることも。
- 青山学院・黒田朝日、駒澤・佐藤圭汰、國學院・青木瑠郁など、日本トップクラスのランナーが激突。
- 留学生ランナーの爆発力(東京国際・エティーリ)が往路の順位を大きく動かす可能性。
- 勝敗の鍵:ここで「貯金」を作れるかが優勝争いの条件。
5区(小田原~箱根・20.8km)|“山登りの試練”
- 特徴:標高差約860mを駆け上がる過酷な区間。選手の適性とメンタルが試される。
- 見どころ
- 工藤慎作(早稲田)が再び区間賞を狙うか。昨年は区間2位で早稲田をシード圏に押し上げた。
- 青学は「山の神」不在でも安定感抜群。帝京・創価も山登りに強い選手を配置。
- 天候と気温がタイムに直結。冷え込みや風の影響で順位が大きく変動することも。
- 勝敗の鍵:ここでブレーキが出ると、優勝戦線から脱落するリスク大。
6区(箱根~小田原・20.8km)|“山下りのスピード決戦”
- 特徴:下り基調でスピード勝負。脚への負担が大きく、故障リスクも高い。
- 見どころ
- 青学の「山下り職人」が今年も健在か。過去には区間新記録で一気に流れを変えた例も。
- 駒澤・中央はスピード型選手を投入予定。ここで一気に順位を上げるチームも。
- 下りの技術+平地の粘りが問われる。後半で失速するとタイムロスが大きい。
- 勝敗の鍵:復路のスタートダッシュ。ここで勢いをつけたチームが総合優勝に近づく。
区間別注目選手リスト(2区・5区・6区)
箱根駅伝2026の勝負どころである「花の2区」「山登りの5区」「山下りの6区」における注目選手をピックアップしました。各区間で区間賞候補やチームの命運を握るランナーを紹介します。
2区(鶴見~戸塚・23.1km)|“花の2区”エース対決
黒田朝日(青山学院大学・4年)
箱根2区歴代3位の記録保持者。学生最強ランナーとの呼び声高く、今年も区間賞最有力。
リチャード・エティーリ(東京国際大学・4年)
前回大会で区間新記録。圧倒的な巡航力で大量ごぼう抜き必至。
佐藤圭汰(駒澤大学・4年)
トラック日本トップクラス。往路で流れを作るスピードスター。
青木瑠郁(國學院大学・4年)
昨年2区区間2位。安定感抜群で攻めの走りに期待。
山口智規(早稲田大学・4年)
出雲駅伝2区区間賞。勢いそのままに花の2区で勝負。
5区(小田原~箱根・20.8km)|“山登りの試練”
工藤慎作(早稲田大学・3年)
昨年区間2位。山登りでの安定感と爆発力で「新・山の神」候補。
山川拓馬(駒澤大学・4年)
山登り経験豊富なスペシャリスト。粘り強い走りで往路逆転を狙う。
鳥井健太(青山学院大学・3年)
山登り適性を買われて抜擢濃厚。新しい「山の神」となるか期待される
6区(箱根~小田原・20.8km)|“山下りのスピード決戦”
伊藤蒼唯(駒澤大学・4年)
前回大会で攻めの走りを披露。下りの技術とスピードで復路の起爆剤。
飯田翔大(青山学院大学・2年)
安定感抜群で復路のスタートを任される可能性大。
箱根駅伝おすすめ観戦スポット(往路・復路・穴場)
箱根駅伝を現地で観戦するなら、迫力ある走りを間近で見られる場所や、混雑を避けられる穴場スポットを押さえておくと快適です。以下に区間ごとのおすすめスポットをまとめます。
往路(1月2日)おすすめスポット
1区:大手町スタート
- 特徴:駅伝のスタート地点。選手の緊張感と応援団の熱気を体感できる。
- アクセス:東京メトロ・都営地下鉄「大手町駅」直結。
- 注意点:大混雑必至。早朝から場所取りが必要。
2区:権太坂(横浜市保土ヶ谷区)
- 特徴:「花の2区」最大の難所。エースたちの駆け引きが見どころ。
- アクセス:JR保土ヶ谷駅から徒歩圏。駅近の穴場もあり。
- ポイント:アップダウンで順位変動が起きやすい。
5区:大平台~小涌谷(箱根登山鉄道沿線)
- 特徴:山登りのクライマックス。選手の必死の走りを間近で。
- アクセス:箱根登山鉄道「大平台駅」「小涌谷駅」周辺。
- 穴場:箱根湯本駅付近は比較的空いていて観戦しやすい。
復路(1月3日)おすすめスポット
6区:箱根湯本駅周辺
- 特徴:山下りのスピード勝負。迫力ある走りを間近で見られる。
- アクセス:箱根登山鉄道「箱根湯本駅」すぐ。
- ポイント:駅周辺は混雑するので、少し離れた歩道が狙い目。
9区:京急花月総持寺駅・生麦駅付近
- 特徴:終盤のデッドヒート。シード権争いや逆転劇が見られる。
- アクセス:京急線「花月総持寺駅」「生麦駅」から徒歩2~3分。
- 穴場:JR鶴見線「国道駅」周辺もおすすめ。
10区:大手町ゴール前
- 特徴:歓喜の瞬間を見たいならここ。ただし超混雑。
- 穴場:ゴール500m手前のJR高架下や日本橋橋上は比較的視界良好。
穴場スポットまとめ
- 保土ヶ谷駅付近(2区):坂道に入る前の駆け引きが楽しめる。
- 国府津駅周辺(4区・7区):海沿いの景観+駅近で快適。
- 茅ヶ崎南方(3区・8区):相模湾を背景に観戦できる絶景ポイント。
- 箱根湯本駅前(5区・6区):駅近でアクセス良好、飲食店から観戦可能(要予約)。
観戦スタイルを語る一言コメント(青山学院大学女子の場合)

こんにちは。青山学院大学の女子です。正月はこたつに入ってお菓子を食べながらライブ配信で箱根駅伝を観るのが最高!
もちろん青学応援してます!今年も往路から目が離せない。お家でぬくぬく観戦派です♪
駅伝は現地観戦もいいけど、私はSNSで友達と騒ぎながら、家族と一緒にライブ配信を楽しみます!
お正月は青学カラーのマフラーを巻いて、テレビの前で全力応援です!
箱根駅伝2026、歴史を動かす瞬間を見逃すな!勝負の行方は、あなたの目で確かめよう

箱根駅伝2026は、例年以上に混戦が予想される大会です。エース区間の激闘、山登り・山下りのドラマ、そして復路での逆転劇――そのすべてが、正月の箱根路で繰り広げられます。
本記事で紹介した出場校の戦力分析、注目選手、順位予想、観戦スポットを参考に、ぜひ現地やテレビで熱戦を楽しんでください。
「王者の連覇か、新星の台頭か」――歴史を刻む瞬間を、あなたの目で見届けましょう!

