【2026年4月開始】自転車の「青切符」とは?対象違反・罰金・赤切符との違いを分かりやすく解説

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  1. 自転車も「違反すると反則金」の時代へ。2026年4月、交通ルールが大きく変わります
  2. 2026年4月から始まる「自転車の青切符」とは?
    1. 自転車にも「反則金制度」が適用される
    2. なぜ今、自転車に青切符が導入されるのか
    3. 自転車の青切符=即罰金、ではない
    4. 制度のポイントまとめ
  3. そもそも「青切符」と「赤切符」の違い
    1. 青切符とは|反則金で処理される制度
    2. 赤切符とは|刑事手続きの対象になる
    3. 青切符と赤切符の違いを簡単に比較
    4. 自転車は「青切符で安全指導、赤切符で厳正対処」
  4. 自転車の青切符は誰が対象になる?
    1. 原則として交通ルールを守る責任がある「自転車利用者」が対象
    2. 年齢制限はある?未成年も対象になるのか
    3. 電動アシスト自転車・スポーツ自転車も対象?
    4. 歩行者は対象になる?
    5. すべてのケースで青切符が切られるわけではない
    6. 対象者のポイントまとめ
  5. 【重要】青切符の対象となる主な違反行為一覧
    1. 信号無視
    2. ながらスマホ運転(携帯電話使用)
    3. 逆走・通行区分違反
    4. 一時停止無視
    5. 歩行者妨害・危険なすれ違い
    6. イヤホン使用・周囲の音が聞こえない運転
    7. 傘差し運転・不安定な運転
    8. 違反行為のポイントまとめ
  6. 自転車の青切符の罰金(反則金)はいくら?
    1. 現時点では「一律」ではなく違反ごとに設定される見込み
    2. 想定される反則金額の目安
    3. 「罰金」と「反則金」は法律上まったく違う
    4. 反則金の支払い方法と期限は?
    5. 反則金を支払わなかったらどうなる?
    6. 金額以上に大切なのは「違反をしないこと」
  7. 青切符を切られたら前科はつく?
    1. 青切符は「刑事罰」ではない
    2. 前科がつくのは「刑事裁判で有罪」になった場合
    3. 「前歴」は残るのか?
    4. 免許(自動車・バイク)への影響はある?
    5. ただし「反則金を払わない」と話は変わる
  8. 【注意】誤解されやすいポイント
    1. 「少しの違反でも必ず青切符が切られる」わけではない
    2. 「青切符=罰金・前科」と思い込むのは誤り
    3. 「すべての違反が青切符対象」ではない
    4. 「自転車だけ特別に厳しくなった」わけではない
    5. 「取り締まりが急に激増する」と決めつけるのは早計
  9. 2026年4月以降、自転車利用者が気をつけるべきこと
    1. 危険な「いつもの運転」を見直す
    2. 自転車は「軽車両」であるという意識を持つ
    3. 「ながら運転」は特に要注意
    4. 歩行者優先の意識を忘れない
    5. 取り締まり目的ではなく「安全重視」で考える
  10. よくある質問(FAQ)
  11. 青切符は取り締まり強化ではなく、安全を守るためのルール

自転車も「違反すると反則金」の時代へ。2026年4月、交通ルールが大きく変わります

道路に描かれた自転車専用レーンのマーク

2026年4月から、自転車の交通違反に対して「青切符」が導入されます。これにより、これまで注意や警告で済んでいた違反行為でも、反則金の支払いが求められるケースが出てきます。

「自転車にも青切符?」
「どんな違反が対象になるの?」
「罰金はいくら?赤切符とは何が違うの?」

こうした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2026年4月に始まる自転車の青切符制度について、対象となる違反行為、反則金の目安、赤切符との違いまでを、交通法規の視点から分かりやすく解説します。
通勤・通学や日常の移動で自転車を利用する方は、ぜひ最後まで確認しておきましょう。

2026年4月から始まる「自転車の青切符」とは?

2026年4月から、自転車の交通違反に対して新たに「青切符(交通反則通告制度)」が導入されます。これは、自動車やバイクと同様に、一定の交通違反について刑事手続きではなく、反則金の支払いで処理できる制度です。

これまで自転車の違反は、主に

  • 口頭注意
  • 警告
  • 悪質な場合のみ赤切符(刑事手続き)

といった対応が中心でした。しかし近年、自転車による重大事故や危険運転が社会問題化していることから、より実効性のある取締り制度として青切符が導入されることになりました。

自転車にも「反則金制度」が適用される

青切符制度の最大のポイントは、比較的軽微な違反について、反則金を支払えば刑事罰を受けずに済むという点です。

これは「自転車の取り締まりが厳しくなりすぎる」という意味ではなく、

  • 危険な違反を抑止する
  • 重大事故を未然に防ぐ
  • ルールを守る人が損をしない環境を作る

ことを目的とした制度です。

なお、すべての違反が青切符の対象になるわけではなく、危険性の高い行為や悪質な違反が中心になります。

なぜ今、自転車に青切符が導入されるのか

警察庁の統計では、自転車が関与する交通事故は依然として多く、特に以下のような行為が事故原因として問題視されています。

  • 信号無視
  • スマートフォンを操作しながらの運転
  • 逆走や通行区分違反
  • 一時停止無視

これらは自動車であれば反則金の対象となる行為ですが、自転車ではこれまで十分な抑止力があるとは言えませんでした。

青切符制度の導入により、「自転車も車両の一種である」という原則をより明確にし、交通ルールの実効性を高める狙いがあります。

自転車の青切符=即罰金、ではない

注意したいのは、違反=必ず青切符が切られるというわけではない点です。

  • 軽微なケース
  • 危険性が低い状況
  • 初回で指導が適切と判断される場合

などでは、これまで通り注意や警告にとどまる可能性もあります。

一方で、

  • 明らかに危険な運転
  • 悪質・常習的な違反

については、青切符、あるいは場合によっては赤切符が切られることもあります。

制度のポイントまとめ

  • 開始時期:2026年4月
  • 対象:自転車の一定の交通違反
  • 処理方法:反則金の支払いで終了(刑事罰なし)
  • 目的:事故防止・危険運転の抑止

この制度を正しく理解しておくことで、不要な違反や反則金を避けることができます。

自転車で道路を走行する大人の女性の後ろ姿

そもそも「青切符」と「赤切符」の違い

自転車の青切符制度を理解するうえで欠かせないのが、「青切符」と「赤切符」の違いです。この2つは見た目が違うだけではなく、法律上の扱いがまったく異なります。

青切符とは|反則金で処理される制度

青切符とは、正式には交通反則通告制度にもとづく手続きです。指定された期間内に反則金を納付すれば、刑事手続きに進まずに終了します。

青切符の特徴は次のとおりです。

  • 比較的軽微な交通違反が対象
  • 反則金を支払えば裁判所に行く必要はない
  • 前科はつかない
  • 刑事罰ではない(罰金ではなく「反則金」)

2026年4月からは、この青切符制度が自転車にも適用され、危険性の高い違反については反則金を科される仕組みになります。

赤切符とは|刑事手続きの対象になる

一方、赤切符は刑事手続きの対象となる重大な違反に対して交付されます。

赤切符を切られると、

  • 司法手続き(送検)に進む
  • 最終的に裁判や略式命令で処分が決まる
  • 有罪になれば前科がつく可能性がある

という流れになります。

自転車でも、

  • 極めて危険な運転
  • 悪質・常習的な違反
  • 人身事故を伴う場合

などでは、これまでも赤切符が切られてきました。青切符制度が始まっても、この取り扱い自体は変わりません。

青切符と赤切符の違いを簡単に比較

整理すると、違いは次のようになります。

  • 青切符
    • 軽微〜中程度の違反
    • 反則金の支払いで終了
    • 刑事罰なし・前科なし
  • 赤切符
    • 悪質・重大な違反
    • 刑事手続きに進む
    • 有罪なら前科がつく可能性あり

つまり、青切符は「いきなり犯罪者扱いするのではなく、違反を是正するための制度」と考えると分かりやすいでしょう。

自転車は「青切符で安全指導、赤切符で厳正対処」

2026年4月以降は、

  • 一定の危険行為 → 青切符
  • 悪質・重大なケース → 赤切符

という役割分担が、これまで以上に明確になります。

これは「自転車への締め付け強化」ではなく、ルールを守る大多数の利用者を守るための制度とも言えます。

普段の運転を少し見直すだけで、青切符も赤切符も無縁の生活は十分可能です。

自転車の青切符は誰が対象になる?

2026年4月から始まる自転車の青切符制度では、すべての自転車利用者が無条件で対象になるわけではありません。年齢や運転状況など、一定の前提条件があります。

原則として交通ルールを守る責任がある「自転車利用者」が対象

青切符の対象となるのは、道路交通法上「自転車」として扱われる車両を運転している人です。

つまり、

  • 通勤・通学で自転車に乗っている人
  • 日常の買い物や移動で自転車を使う人
  • スポーツタイプ・電動アシスト自転車の利用者

など、いわゆる普通の自転車利用者が広く対象になります。

高価なスポーツ自転車かどうか、普段使いかどうかといった点は関係ありません。

年齢制限はある?未成年も対象になるのか

青切符制度については、一定の年齢以上を対象とする運用が想定されています。

一般的には、

  • 交通ルールを理解し、責任を負える年齢
  • 自動車・原付と同様の考え方

から、主に16歳以上を対象とする方向で整理される可能性が高いと見られています。

一方で、

  • 小学生や中学生など低年齢層については
    • これまで通り指導・警告・安全教育が中心

となるのが通常です。

※最終的な対象年齢や運用の詳細は、今後の法令・運用基準で明確になります。

電動アシスト自転車・スポーツ自転車も対象?

はい。電動アシスト自転車やロードバイク、クロスバイクも対象です。

これらは道路交通法上、いずれも「普通自転車」または「軽車両」として扱われています。

そのため、

  • 電動アシスト自転車だから大丈夫
  • スポーツ用でスピードが出るから特別

ということはなく、同じ交通ルールが適用されます。

歩行者は対象になる?

歩行者は青切符制度の対象ではありません。青切符はあくまで「車両」に対する制度であり、徒歩での移動中に切られることはありません。

ただし、自転車にまたがって走行していれば、それは「自転車の運転」とみなされます。押して歩いている状態であれば、歩行者扱いになります。

すべてのケースで青切符が切られるわけではない

重要なのは、対象者=必ず青切符が切られる、ではないという点です。

  • 危険性が低い
  • 状況的に悪質ではない
  • 指導で改善が見込める

と判断される場合は、これまで通り注意や警告にとどまるケースも考えられます。

逆に、

  • 明らかに危険な運転
  • 悪質・常習的な違反

であれば、青切符の対象になる可能性があります。

対象者のポイントまとめ

  • 対象は「自転車を運転している人」
  • 電動アシスト・スポーツ自転車も含まれる
  • 一定の年齢以上が対象になる見込み
  • 歩行者は対象外
  • 状況によっては警告で済む場合もある
自転車で道路を走行する大人の女性の後ろ姿

【重要】青切符の対象となる主な違反行為一覧

2026年4月から導入される自転車の青切符制度では、すべての交通違反が対象になるわけではありません。主に、事故につながる危険性が高い違反行為が重点的に対象になると考えられています。

ここでは、現行の道路交通法やこれまでの自転車取締りの実態を踏まえ、青切符の対象になると想定される代表的な違反行為を紹介します。

信号無視

自転車による信号無視は、特に事故リスクが高い行為です。

  • 赤信号での交差点進入
  • 歩行者用信号を自分の都合で解釈して進行
  • 一時停止と勘違いして止まらずに通過

これらは、2026年4月以降、青切符の対象となる可能性が高い違反とされています。

ながらスマホ運転(携帯電話使用)

自転車に乗りながら、

  • スマートフォンを操作する
  • 通話しながら運転する
  • 画面を注視したまま走行する

といった行為は、重大事故の原因になりやすく、取り締まり強化の中心になると見られています。

「少し見るだけ」「止まりながら操作しているつもり」でも、状況によっては違反と判断される可能性があります。

逆走・通行区分違反

自転車は原則として車道の左側通行がルールです。

  • 車道の右側を走る
  • 自転車通行帯を無視して逆向きに走行
  • 一方通行を逆走(例外標識がない場合)

これらの行為も、青切符の対象として注意が必要です。

一時停止無視

「止まれ」の標識がある交差点で、

  • 完全に止まらずに通過する
  • 徐行で済ませる

といった行為は、一時停止違反にあたります。

自転車の場合も、自動車と同様に安全確認のための完全停止が求められます。

歩行者妨害・危険なすれ違い

歩道や横断歩道付近での、

  • 歩行者を避けずに強引に通過
  • ベルを乱用して歩行者をどかす
  • 速度を落とさずに接近する

といった行為も、事故防止の観点から問題視されています。

状況によっては、青切符の対象になる可能性があります。

イヤホン使用・周囲の音が聞こえない運転

音楽を聴くこと自体が一律に違反になるわけではありませんが、

  • 周囲の音が聞こえない状態
  • 車両の接近に気づけない音量

での運転は、安全運転義務違反と判断される可能性があります。

取り締まりは、「安全確認ができているか」が判断基準になります。

傘差し運転・不安定な運転

雨天時の

  • 傘を差しての片手運転
  • 荷物を持ったままの不安定な運転

も、転倒や衝突事故につながるとして注意対象です。

特に、明らかに危険と判断される場合は、青切符の対象になる可能性があります。

違反行為のポイントまとめ

  • 対象は「事故リスクの高い行為」が中心
  • 日常的にやりがちな違反が含まれる
  • 状況・悪質性によって判断される
  • 軽微な場合は警告で済むこともある

自転車の青切符の罰金(反則金)はいくら?

青切符で気になる点のひとつが、「結局いくら支払うことになるのか?」という反則金の金額です。2026年4月に始まる自転車の青切符制度では、違反内容ごとに反則金額が設定される仕組みになると見込まれています。

現時点では「一律」ではなく違反ごとに設定される見込み

自転車の青切符における反則金は、

  • すべて同じ金額
  • 定額の罰金

といった仕組みではなく、違反行為の危険性や悪質性に応じた金額設定になると想定されています。

これは、自動車や原付の青切符制度と同じ考え方です。

想定される反則金額の目安

正式な金額は制度開始までに公表されますが、これまでの検討状況や他の車両区分とのバランスから、次のような水準が想定されています。

  • 比較的軽微な違反 → 数千円程度
  • 事故リスクが高い違反 → 1万円前後

たとえば、

  • 信号無視
  • ながらスマホ運転
  • 一時停止無視

といった行為は、注意で済むレベルを超えると反則金の対象になる可能性が高いと考えられます。

※あくまで現時点での想定であり、最終的な金額は法令・運用基準の確定を待つ必要があります。

「罰金」と「反則金」は法律上まったく違う

ここで注意したいのが、青切符で支払うのは「罰金」ではなく「反則金」だという点です。

  • 反則金
    • 行政上の金銭的負担
    • 支払えば刑事手続きなし
  • 罰金
    • 刑事罰
    • 裁判手続きが前提

青切符は刑事処罰ではないため、反則金を支払っても前科はつきません。

反則金の支払い方法と期限は?

青切符を交付された場合、

  • 定められた期限内に
  • 指定された方法で反則金を納付する

ことで、手続きは終了します。

一般的には、

  • 金融機関やコンビニ等での納付
  • 期限は数日〜一定期間内

といった運用が想定されます。

反則金を支払わなかったらどうなる?

指定された期限内に反則金を納付しない場合は、

  • 交通反則通告制度が適用されなくなる
  • 刑事手続き(赤切符と同様の流れ)に移行する可能性

があります。

その場合、

  • 出頭
  • 略式命令や裁判
  • 罰金刑

といった、より重い手続きに進むリスクがあるため注意が必要です。

金額以上に大切なのは「違反をしないこと」

反則金はあくまで、危険な運転を抑止するための仕組みです。

  • ルールを守っていれば支払う必要はない
  • 知識があれば防げる違反が多い

という点を忘れないようにしましょう。

自転車で道路を走行する大人の男性の後ろ姿

青切符を切られたら前科はつく?

結論から言うと、自転車の青切符を切られても、前科はつきません。

これは多くの人が誤解しやすいポイントですが、法律上はっきりと区別されています。

青切符は「刑事罰」ではない

青切符は、正式には交通反則通告制度と呼ばれる仕組みです。

この制度は、

  • 軽微な交通違反について
  • 反則金を支払えば
  • 刑事手続きを行わずに終了させる

ことを目的としています。

そのため、青切符による反則金の支払いは刑事罰ではなく、行政上の処理にあたります。

前科がつくのは「刑事裁判で有罪」になった場合

前科とは、刑事裁判で有罪判決(または略式命令)が確定した経歴を指します。

つまり、

  • 青切符を切られる
  • 反則金を納付する

この流れだけで前科がつくことはありません。

「前歴」は残るのか?

もうひとつ混同されやすいのが「前歴」という言葉です。

  • 前科:刑事処分を受けた記録
  • 前歴:警察の取り締まりを受けた履歴

青切符での違反は、警察内部の記録として残る可能性はありますが、これはあくまで行政上の管理情報です。

  • 公的な犯罪経歴として扱われない
  • 就職や資格審査で問われるものではない

という点で、前科とはまったく性質が異なります。

免許(自動車・バイク)への影響はある?

自転車の青切符による違反は、

  • 自動車免許
  • バイク免許

の点数には影響しません。

理由は簡単で、自転車は免許制度に基づく車両ではないためです。

したがって、

  • 点数が引かれる
  • 免停・免取につながる

といった心配は不要です。

ただし「反則金を払わない」と話は変わる

注意すべきなのは、青切符を切られたあと、反則金を納付しなかった場合です。

この場合、

  • 交通反則通告制度の適用が外れ
  • 刑事手続き(赤切符と同様)に移行

する可能性があります。

その結果、

  • 略式命令
  • 罰金刑
  • 有罪確定

となれば、前科がつく可能性が出てきます。

【注意】誤解されやすいポイント

自転車の青切符制度については、報道やSNSの影響もあり、誤解が広がりやすい点がいくつかあります。ここでは特に間違えやすいポイントを整理して解説します。

「少しの違反でも必ず青切符が切られる」わけではない

まず大きな誤解が、「2026年4月以降は、ちょっとした違反でも即青切符になる」というイメージです。

実際には、

  • 危険性が低い
  • 悪質性がない
  • 指導で改善が見込める

と判断されるケースでは、これまで通り注意や警告にとどまる可能性があります。

青切符制度は、「違反者を片っ端から処罰する仕組み」ではなく、危険な行為を抑止するための制度です。

「青切符=罰金・前科」と思い込むのは誤り

青切符について、

  • 罰金を取られる
  • 犯罪扱いされる
  • 前科がつく

と不安に思う人も多いですが、これは誤解です。

青切符で支払うのは「反則金」であり、刑事罰ではありません。

反則金を期限内に納めていれば、

  • 前科はつかない
  • 裁判になることもない

という点は、はっきり押さえておく必要があります。

「すべての違反が青切符対象」ではない

もうひとつの誤解が、「自転車の違反は全部青切符になる」というものです。

実際には、

  • 危険性の高い違反
  • 事故につながりやすい行為

が主な対象であり、軽微な違反まで一律に青切符が切られるわけではありません。

違反の内容や状況によって、

  • 注意
  • 警告
  • 青切符
  • 赤切符

が使い分けられます。

「自転車だけ特別に厳しくなった」わけではない

「なぜ自転車だけ?」という声も見られますが、青切符制度は自転車を特別に狙い撃ちした制度ではありません。

もともと自転車は、道路交通法上「軽車両」として車両の一種です。

  • 信号を守る
  • 一時停止をする
  • 安全確認をする

といった基本ルールは、以前から変わっていません。

青切符制度は、これまで実効性が弱かった部分を補強したものと理解するのが正確です。

「取り締まりが急に激増する」と決めつけるのは早計

制度開始直後から、

  • いきなり大量摘発
  • 常に警察が見張っている

といった状況になる、と考えてしまう人もいます。

実際には、

  • 周知・啓発期間
  • 指導中心の運用

を経ながら、段階的に制度が定着していくと考えるのが現実的です。

2026年4月以降、自転車利用者が気をつけるべきこと

自転車に青切符制度が導入されることで、2026年4月以降は「今まで見逃されてきた運転」がより明確に評価される時代になります。

ただし、必要以上に身構える必要はありません。基本的なルールを意識していれば、特別な対策は不要です。

ここでは、日常の自転車利用で特に気をつけたいポイントを整理します。

危険な「いつもの運転」を見直す

青切符の対象となりやすいのは、いずれも事故につながりやすい行為です。

  • 赤信号を「行けそうだから」と通過する
  • スマホを見ながら走る
  • 一時停止を完全に止まらずに通過する
  • 車道を逆走する

これらは、悪気がなくても違反になる可能性がある行為です。

「他の人もやっている」ではなく、ルールそのものを基準に行動する意識が重要になります。

自転車は「軽車両」であるという意識を持つ

自転車は、道路交通法上、歩行者ではなく「軽車両」として扱われます。

そのため、

  • 信号を守る
  • 一時停止をする
  • 左側通行をする
  • 安全確認をする

といった点は、以前から義務として定められてきました。

青切符制度は、この原則をより実効性のある形で運用するための仕組みです。

「ながら運転」は特に要注意

2026年4月以降、自転車のながらスマホ運転は最も注意すべき行為のひとつになります。

  • 少し画面を見る
  • 通知を確認する
  • 音楽操作をする

こうした行為でも、状況次第では違反と判断される可能性があります。

スマートフォンは停車してから操作する、この基本を徹底することが重要です。

歩行者優先の意識を忘れない

歩道や横断歩道付近では、自転車よりも歩行者が優先です。

  • 無理なすり抜け
  • ベルによる強引な通行
  • スピードを落とさない接近

は、事故だけでなくトラブルの原因にもなります。

「急がない」「譲る」この姿勢が、安全面でもルール面でも最も確実です。

取り締まり目的ではなく「安全重視」で考える

青切符制度を「取り締まり強化」「罰金目的」と捉えると、ストレスになりがちです。

しかし本来の趣旨は、

  • 事故を減らす
  • 危険な運転を減らす
  • 誰もが安心して道路を使えるようにする

ことにあります。

安全運転を心がけていれば、青切符を意識する必要すらないと言っても過言ではありません。

よくある質問(FAQ)

Q
高校生も自転車の青切符の対象になりますか?
A

一定の年齢以上であれば、高校生も対象になる可能性があります。

自転車の青切符制度では、交通ルールを理解し、責任を負える年齢層を対象とする運用が想定されています。現時点では、主に16歳以上(高校生相当年齢)を対象とする方向で整理される可能性が高いと考えられています。

一方で、小学生や中学生などの低年齢層については、これまで通り、指導、警告、安全教育が中心になる見込みです。

※最終的な対象年齢は、施行までに公表される法令・運用基準で確定します。

Q
電動自転車も青切符の対象になりますか?
A

一般的な電動アシスト自転車は、青切符の対象になります。

市販されている多くの電動アシスト自転車は、道路交通法上「自転車(軽車両)」として扱われます。

そのため、信号無視、ながらスマホ運転、一時停止無視などを行えば、通常の自転車と同様に青切符の対象となります。

なお、電動バイク、特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード類)は自転車ではなく別の車両区分となるため、適用されるルールも異なります。

Q
中学生や小学生が違反した場合はどうなりますか?
A

原則として青切符の対象にはならず、指導が中心になります。

低年齢の利用者については、処罰よりも安全教育を重視する考え方が取られています。そのため、違反があった場合も、口頭注意、保護者や学校を通じた指導といった対応が基本になると考えられます。

Q
初めての違反でも、いきなり青切符を切られますか?
A

必ずしもそうとは限りません。

違反の内容や状況によっては、悪質性が低い、危険性が小さいと判断され、注意や警告にとどまるケースもあります。

ただし、信号無視、ながらスマホ運転、明らかに危険な運転などは、初回でも青切符の対象になる可能性があります。

Q
ヘルメットをかぶっていないと青切符になりますか?
A

現時点では、直ちに青切符の対象になるとは限りません。

自転車利用時のヘルメット着用は努力義務とされており、未着用そのものが即反則金の対象となるわけではありません。

ただし、安全配慮義務の観点から、事故時の責任判断に影響する可能性はあります。

Q
青切符の反則金を支払わなかったらどうなりますか?
A

刑事手続きに移行する可能性があります。

指定された期限内に反則金を納付しなかった場合、青切符(交通反則通告制度)が使えなくなる、刑事手続き(赤切符と同様の流れ)に進む可能性があります。

その結果、罰金刑などが科されれば、前科がつく可能性も出てくるため注意が必要です。

青切符は取り締まり強化ではなく、安全を守るためのルール

2026年4月から始まる自転車の青切符制度は、自転車利用者を一方的に罰するための制度ではありません。

信号を守る、一時停止をする、歩行者を優先する――こうした基本的な交通ルールを意識していれば、特別な対応は必要ありません。

自転車も大切な「車両」のひとつです。ルールを正しく理解し、安全な運転を心がけることで、これからも安心して自転車を利用していきましょう。