【英検】受験者必見!2024年度からリニューアル

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2024年度から英検が問題形式一部リニューアル速報案内

実用英語技能検定の問題形式が一部新たな形式での出題を加えてリニューアルされます。英検が変わります。

【英検】受験者必見!2024年度からリニューアル
英検1級問題冊子

リニューアル決定に至った背景

「英検はこれまで、その時々の学習指導要領に表わされる英語能力観を踏まえた出題を目指してきた。」

1963年から始まった英検は時代に応じた問題を出題したいようです

「現行学習指導要領の「外国語」では、複数の技能(領域)を統合した言語活動の充実を図ることが目指されている。また、知識や技能の習得だけでなく、コミュニケーションを行う目的や場面、状況等に応じた言語の運用を考える中で思考力、判断力、表現力等の育成も求められている。」

複数の技能をバランスよく向上させて、語学力だけではなく、思考力、判断力、表現力等も育成したいようです

「これらを踏まえ、できるだけ早いタイミングで、新たな英語能力観を反映した出題形式を取り入れてリニューアルする必要があると、英検協会として判断した。対象級は1級から3級とする。」

新たな英語能力観を反映した問題をできるだけ早く取り入れたいようです

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リニューアルの時期

2024年度第1回検定を予定しています。

試験時間延長

準2級は試験時間が5分延長され、3級は15分延長されます。その他の級には変更ありません。

1級

変更なし100分

準1級

変更なし90分

2級

変更なし85分

準2級

75分から80分に延長

3級

50分から65分に延長

試験時間表

リニューアル前リニューアル後
1級100分100分
準1級90分90分
2級85分85分
準2級75分80分
3級50分65分
試験時間表

出題形式

リーディング

試験時間調整に伴い、1級、準1級、2級、準2級を対象に「語彙問題」「長文問題」の設問数が一部削減されます。3級に変更はありません。ライティングの問題数が増えたので、試験時間調整のためです。英検1級の長文は「しんどい」と思っていました。

1級

語彙問題・長文問題の設問数を一部削減

準1級

語彙問題・長文問題の設問数を一部削減

2級

語彙問題・長文問題の設問数を一部削減

準2級

語彙問題・長文問題の設問数を一部削減

3級

変更なし

リーディングの変更表
リニューアル後
1級語彙問題・長文問題の設問数を一部削減
準1級語彙問題・長文問題の設問数を一部削減
2級語彙問題・長文問題の設問数を一部削減
準2級語彙問題・長文問題の設問数を一部削減
3級変更なし
リーディングの変更表

ライティング英作文

ライティングは1問追加されるので、合計で2問の出題数となります。1級、準1級、2級は既存の指定されたトピックについて意見論述を行う問題に加えて、さらに要約問題が1問追加されます。準2級と3級は既存問題に加えてEメール問題が出題されます。

1級

90語から110語までの要約問題が追加されます。

準1級

60語から70語までの要約問題が追加されます。

2級

45語から55語までの要約問題が追加されます。

準2級

Eメール問題が追加されます。

3級

Eメール問題が追加されます。

ライティングの変更表
リニューアル後
1級90語から110語までの要約問題を追加
準1級60語から70語までの要約問題を追加
2級45語から55語までの要約問題を追加
準2級Eメール問題を追加
3級Eメール問題を追加
ライティングの変更表

リスニング聞き取り

今現在、リスニング問題の変更予定はありません。

スピーキング

二次試験のスピーキングは準1級のみ変更があります。受験者自身の意見を問う質問に話題導入文が追加されます。1級、2級、準2級、3級に変更はありません。

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準1級

受験者自身の意見を問う質問No.4に話題導入文を追加します。面接委員から英文の口頭で出題されます。これは、受験者があらかじめ準備して暗記した文章を、そのまま述べることを防ぐためでしょう。

スピーキングの変更表
リニューアル後
1級変更なし
準1級質問No.4に話題導入文を追加
2級変更なし
準2級変更なし
3級変更なし
スピーキングの変更表

注意

なお上記リニューアル時期、並びに出題形式、問題構成等につきましては、今後変更が生じる場合があるそうです。その際は、速やかに英検協会ウェブサイト等で案内するそうです。また、2024年度の検定料を含む詳細につきましては、2023年度9月中を目途に改めて案内する予定です。