福岡の秋夜を彩る、紅葉八幡宮の幻想ライトアップ

福岡県福岡市早良区にある紅葉八幡宮は、秋になると境内を彩る紅葉と幻想的なライトアップで、多くの人々を魅了します。
2025年は11月22日から30日までライトアップが行われ、特に29日・30日の「もみじ祭」では和傘あかりや限定御朱印、地元グルメの出店など、見どころが満載。歴史ある神社で、光と紅葉が織りなす特別な夜を楽しんでみませんか?
この記事では、開催日程やアクセス、撮影スポットまで詳しくご紹介します。
紅葉八幡宮ライトアップ2025の概要
福岡市早良区にある紅葉八幡宮では、毎年秋に境内の紅葉を幻想的に照らすライトアップが行われます。2025年のライトアップ期間は 11月22日(土)から11月30日(日)まで。28日(金)までは、簡単なライトアップが行われています。特に 11月29日(土)と30日(日) は「もみじ祭」が開催され、和傘あかりの演出や限定御朱印、地元グルメの屋台など、見どころが満載です。
- 開催期間:2025年11月22日(土)~11月30日(日)
- ライトアップ時間:17:00頃~20:00
- もみじ祭開催日:11月29日(土)、30日(日)
- 入場料:無料
- 場所:福岡市早良区高取1丁目26-55(地下鉄藤崎駅から徒歩約8分)
境内には約100本の紅葉があり、ライトアップされた景色はまるで絵画のよう。特に社殿と紅葉のコントラストは必見です。もみじ祭では、筑紫舞や紅太鼓の演奏、柳生新影流の演武など、伝統文化を体験できるイベントも予定されています。
紅葉八幡宮の歴史と由来
紅葉八幡宮は、福岡市早良区高取にある歴史ある神社で、秋には境内の紅葉が美しく色づき、市内有数の紅葉スポットとして知られています。創建は室町時代の文明14年(1482年)。陸奥国から移住した柴田氏が産土神の分霊を祀ったことが始まりとされ、その後、橋本村の氏神として崇敬を集めました。
江戸時代には、福岡藩三代藩主・黒田光之の産土神として篤い信仰を受け、寛文6年(1666年)に西新百道松原へ遷座。以後、福岡藩の守護神として歴代藩主が参拝し、藩に異変があればまず紅葉八幡宮に祈願するのが慣例でした。
現在の場所(早良区高取)に移ったのは大正2年(1913年)。以来、早良の総守護として地域に親しまれ、安産・子どもの守護・厄除けの神様としても有名です。境内には樹齢200年を超えるカエデをはじめ、紅葉の木々が並び、秋にはライトアップや「もみじ祭」が開催されます。
御祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命などで、家内安全、子どもの成長祈願、厄除けなど幅広いご利益があります。さらに、世界初のAR御朱印アプリを導入したことで全国的にも話題になりました。
ライトアップの魅力と見どころ
紅葉八幡宮のライトアップは、福岡市内でも特に幻想的な秋の風景を楽しめるイベントです。境内には約100本の紅葉があり、夜になると柔らかな光に照らされ、昼間とはまったく異なる表情を見せます。社殿と紅葉のコントラストは、まるで絵画のような美しさ。参道を歩けば、足元に広がる光と影が織りなす幻想的な世界に包まれます。
見どころポイント
ライトアップは17:00頃から20:00まで。特に日没直後の時間帯は、空の青と紅葉の赤が絶妙に調和し、写真撮影に最適です。
和傘あかりの演出(もみじ祭限定)
29日・30日のもみじ祭では、色鮮やかな和傘がライトアップされ、写真映え間違いなし。SNSで人気の撮影スポットです。
限定御朱印と伝統芸能
もみじ祭では、紅葉をモチーフにした限定御朱印が授与されます。また、筑紫舞や紅太鼓、柳生新影流の演武など、歴史と文化を感じる催しも魅力。
紅葉と社殿のコラボレーション
本殿前の紅葉はライトアップで黄金色に輝き、神秘的な雰囲気を演出。夜空に浮かぶ朱色の鳥居も必見です。
狐の影絵ライトアップ
紅葉八幡宮のライトアップでは、もみじ祭り前のイベントとして「狐の影絵」が登場しました。まだ小規模ながら、光と影で描かれる狐のシルエットは、神秘的で幻想的な雰囲気を醸し出しています。紅葉と組み合わせることで、まるで物語のワンシーンのような世界観を楽しめます。
おすすめポイント
- 狐の影絵は、社殿近くのライトアップエリアに設置。
- 小規模ながら、暗闇に浮かぶ狐の姿は写真映え抜群。
撮影のコツ
- 影絵は暗めなので、スマホならナイトモードを活用。

おすすめ撮影スポット&ベスト時間帯
紅葉八幡宮のライトアップを最大限楽しむなら、撮影スポットを押さえておくことがポイントです。境内は広くありませんが、光と紅葉のコントラストが美しい場所がいくつかあります。
おすすめ撮影スポット
本殿前の紅葉並木
社殿の朱色とライトアップされた紅葉の赤・黄色が絶妙なバランス。正面から撮ると、神秘的な雰囲気が際立ちます。

鳥居と紅葉のコラボレーション
参道入口の鳥居を背景に紅葉を入れる構図は、SNS映え間違いなし。夜空とのコントラストも美しい。
和傘あかり(もみじ祭限定)
29日・30日のみ登場する和傘のライトアップは、幻想的な雰囲気を演出。傘の模様をアップで撮るとアート作品のような写真に。
境内の石灯籠と紅葉
柔らかな光に照らされた石灯籠と紅葉の組み合わせは、落ち着いた雰囲気で撮影できます。

ベスト時間帯
日没直後(17:00~18:00)
空の青と紅葉の赤が調和する「マジックアワー」は、写真撮影に最適。
18:30以降
完全に暗くなるとライトアップの光が際立ち、幻想的な雰囲気に。和傘あかりや社殿のライトアップを撮るならこの時間。
撮影のコツ
- スマホならナイトモードを活用。
- 三脚があるとブレ防止に効果的。
- 人が写り込まないようにするなら、平日か閉門間際がおすすめ。
アクセス情報と駐車場案内
紅葉八幡宮は、福岡市早良区高取にあり、地下鉄やバスでのアクセスが便利です。車で訪れる場合も駐車場が整備されていますが、ライトアップやもみじ祭の期間は混雑が予想されるため、事前にチェックしておきましょう。
住所
〒814-0011 福岡県福岡市早良区高取1丁目26-55
公共交通機関でのアクセス
- 地下鉄:福岡市営地下鉄空港線「藤崎駅」4番出口から徒歩約7分
- バス:西鉄バス「高取」停留所から徒歩約5分、藤崎バスターミナルから徒歩約9分
車でのアクセス
- 福岡都市高速道路
- 「百道出入口」から南へ約10分
- 「愛宕出入口」から東へ約9分
駐車場情報
神社専用駐車場
鳥居横駐車場・社殿横駐車場:合計約50台分
周辺コインパーキング
- 紅葉パーキング
- 高取パーキング
- akippa予約駐車場
混雑回避のポイント
- ライトアップ期間中は夕方以降、駐車場が満車になる可能性大。
- 公共交通機関の利用がおすすめ。特に藤崎駅から徒歩圏なので便利。
- 車で行く場合は、事前にakippaなどで予約駐車場を確保すると安心。
混雑回避のコツ&服装アドバイス
紅葉八幡宮のライトアップは人気イベントのため、週末や「もみじ祭」開催日(11月29日・30日)は特に混雑します。快適に楽しむためには、事前の工夫がポイントです。
混雑回避のコツ
平日がおすすめ
週末は駐車場や参道が混み合います。可能なら平日の夕方に訪れるとゆっくり鑑賞できます。そのかわり、本格的なライトアップ、イベントはやっていません。
時間帯を工夫する
開始直後(17:00頃)は比較的空いています。閉門間際(19:30以降)も人が減り、撮影しやすい時間帯です。
公共交通機関を利用
駐車場は約50台分しかないため、地下鉄藤崎駅から徒歩でアクセスするのが安心。
事前に御朱印やイベント情報をチェック
限定御朱印は行列ができることもあるので、早めに参拝しましょう。
服装アドバイス
防寒対策は必須
11月下旬の福岡は夜間10℃前後まで冷え込みます。コートやマフラー、手袋を準備しましょう。
歩きやすい靴
境内は階段や砂利道が多いため、ヒールよりスニーカーやブーツがおすすめ。
雨対策も忘れずに
小雨でもライトアップは実施されることが多いので、折りたたみ傘やレインコートを持参すると安心。
紅葉八幡宮で出会う、幻想的な秋夜

福岡市早良区の紅葉八幡宮ライトアップは、歴史ある神社と紅葉が織りなす幻想的な秋の風景を楽しめる特別なイベントです。
和傘あかりや狐の影絵など、今年ならではの演出も見逃せません。アクセスも良く、無料で楽しめるので、ぜひこの機会に訪れてみてください。
光と紅葉に包まれるひとときが、きっと心に残る秋の思い出になるはずです。


