【2024年4月17日夜】四国で震度6弱の地震津波なし

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地震情報 愛媛県と高知県で震度6弱を観測する地震

四国

2024年4月17日夜、愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測する地震が発生しました。この地震は、現在の震度階級が導入された1996年以降、四国で震度6弱以上を観測した初めての地震であり、震源は南海トラフ巨大地震の想定震源域でした。震源の深さは約40キロで、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定されています。

この地震による津波はありませんでした。大きな被害の報告はありませんが、引き続き警戒が必要です。

南海トラフ地震などの巨大地震が発生すると、大規模な津波が発生する可能性があります。津波警報や注意報が発令された場合には、速やかに情報を確認し、適切な対応を取るようにしましょう。

愛媛県の被害

愛南町では地震によって落石やブロック塀が壊れるなどの被害が確認されましたが、通行には支障はないとのことです。

町内の70代の女性が地震に驚き、踏ん張った際に足を痛め、町内の病院に搬送されたと報告されています。

松山市の被害

松山市では地震の揺れによる転倒の被害が3件報告されています。

東温市でも1件の転倒被害が出ているとのことです。

宇和島地区の被害

94歳の男性が外に出ようとして左手を切ったと報告されています。

交通情報

JR四国によりますと、地震の影響で一部の区間で18日の始発から運転を見合わせています。

予讃線の特急列車の松山駅から宇和島駅の間、普通列車は伊予市駅から宇和島駅の間の山回りの上下線が始発から午後2時半ごろまで運転を見合わせる、伊予市駅から伊予大洲駅の間の海回りの上下線は終日運転を見合わせることにしています。

予土線は窪川駅から宇和島駅の間の上下線で終日運転を見合わせることにしています。

南海トラフとは

南海トラフは、日本の南方に位置する海底の断層帯であり、太平洋プレートとフィリピン海プレートが衝突している地域です。この断層帯は、地震や津波の発生源となることがあります。

具体的には、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込むことで、南海トラフが形成されています。この沈み込むプロセスは、プレート境界での地震活動を引き起こし、日本列島周辺で頻繁に地震が発生する原因となっています。

南海トラフは、日本の南海沿岸から東シナ海にかけて広がっており、地震や津波のリスクを考慮した防災対策が重要です。

今後の対策

防災対策の徹底

地域ごとの防災計画に基づいて、適切な避難場所や避難経路を確認しましょう。災害時には冷静に行動し、速やかに避難することが重要です。

情報収集と警戒

気象庁や自治体の発表をこまめにチェックし、最新の地震情報や津波警報に注意してください。避難勧告が出た場合は、迅速に行動してください。

備えの確認

家庭や職場での非常用品の備蓄や避難計画を再確認しましょう。非常食や水、懐中電灯、ラジオなどを用意しておくことが大切です。