勝つのは誰だ?福岡で繰り広げられる世界トップランナーの決戦!

福岡国際マラソン2025が12月7日、世界と日本のトップランナーを迎えて開催されます。
MGC選考レースとしても注目度が高いこの大会には、黒崎播磨の細谷恭平、中国電力の菊地駿弥、トヨタ自動車の西山雄介といった日本勢に加え、
エリトリアのゴイトム・キフレ、ジブチのイブラヒム・ハッサンなど海外の強豪も参戦。
果たして優勝を手にするのは誰なのか?本記事では、優勝候補ランキングと注目選手の特徴を徹底予想します。
大会概要
福岡国際マラソン2025は、2025年12月7日(日)12時10分スタートで開催されます。
スタートとフィニッシュは福岡市中央区の平和台陸上競技場、距離はもちろん42.195kmの公認コースです。
コースは福岡市内を走り抜け、香椎で折り返す伝統的な都市型コースで、高低差はわずか10mとフラットなため、記録更新が期待される高速コースとなっています。
本大会はMGCシリーズ2025-26(男子G1)に指定されています。
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)とは、日本陸連が定めるオリンピックや世界選手権の代表選考レースで、国内主要大会で一定の記録を達成した選手がMGC本戦への出場権を獲得します。
つまり、福岡国際マラソンはパリ五輪後の日本マラソン界を占う重要なレースであり、選手たちにとっては代表への切符を懸けた戦いでもあります。
国内外のトップランナーが集結し、日本記録や大会記録の更新も視野に入るハイレベルな戦いが予想されます。
配信情報
KBC九州朝日放送公式YouTubeチャンネル
配信内容:フィニッシュ地点を最後まで生配信
配信時間:12月7日(日)12:10~15:30予定
地上波:テレビ朝日系列(全国ネット)
放送時間:12月7日(日)12:00~14:30予定
※スタートは12:10、フィニッシュまで生中継
注目ポイント
歴代最強クラスの出場選手
日本勢では、細谷恭平(黒崎播磨)、菊地駿弥(中国電力)、西山雄介(トヨタ自動車)らが参戦。
海外勢では、ゴイトム・キフレ(エリトリア)、イブラヒム・ハッサン(ジブチ)、2023年覇者マイケル・ギザエ(スズキ)など世界トップランナーが集結。
記録更新の可能性
昨年は吉田祐也が大会記録2時間05分16秒を樹立。今年はさらに高速化が進み、日本記録(2時間04分56秒)に迫る走りが期待されています。
レース展開の鍵
ペースメーカーの設定次第で、前半からハイペースの展開になる可能性大。終盤の勝負は、香椎折り返し後の35km以降での駆け引きが見どころです。
優勝候補ランキングTOP5
細谷恭平(黒崎播磨)
プロフィール
- 生年月日:1995年8月31日(30歳)
- 出身地:茨城県桜川市
- 身長/体重:171cm/52kg
- 経歴:水城高校 → 中央学院大学 → 黒崎播磨
高校時代から全国高校駅伝に3年連続出場、大学では箱根駅伝で2度区間3位を記録。実業団入り後は駅伝・マラソンで着実に成績を伸ばし、現在は日本トップクラスのマラソンランナー。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間05分58秒(大阪マラソン2025)
- 安定感抜群:2021年びわ湖毎日マラソンで2時間06分35秒(当時日本歴代6位)、同年福岡国際で日本人トップの2位(2時間08分16秒)を記録。以降、国内外の主要大会で4大会連続サブ10(2時間10分切り)を達成するなど、「外さない男」と評される安定感が強み。
- 海外経験:2022年シカゴマラソンで6位(2時間08分05秒)。世界トップ選手が集う大会で後半に順位を上げる粘り強さを発揮し、国際舞台でも通用する走力を証明。
強み
- 終盤の粘りと勝負強さ:駅伝や海外レースで見せた後半の追い上げは、福岡国際でも大きな武器。
- 経験値と安定感:国内外での実績に加え、ペースメイク能力が高く、ハイペース展開にも対応可能。
- 地元九州でのモチベーション:所属チームの本拠地が福岡県北九州市。地元開催の大会で気持ちの入り方が違う。
優勝の可能性
細谷は、日本勢の中で最速の自己ベストを持ち、さらに福岡国際での好走経験も豊富。
ペースメーカー次第では、日本記録(2時間04分56秒)に迫る走りも期待され、優勝候補筆頭といえます。
菊地駿弥(中国電力)
プロフィール
- 生年月日:1998年7月26日(27歳)
- 出身地:栃木県宇都宮市
- 所属:中国電力
- 身長/体重:167cm/51kg
- 学歴:作新学院高校 → 城西大学
大学時代は箱根駅伝に2度出場し、4年時にはエース区間の2区を担当。卒業後、中国電力に入社し、駅伝・トラック・マラソンで着実に成績を伸ばしてきました。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間06分06秒(大阪マラソン2025)2023年の大阪マラソンで初マラソン2時間08分20秒を記録し、2025年には約2分の大幅更新。日本歴代トップクラスのタイムで、日本人4位に食い込みました。
- スピード型ランナー:5000mで13分29秒88、10000mで27分47秒76、ハーフマラソンで1時間00分57秒と、トラック・ハーフでの高速記録が強み。スピードを活かしたハイペース展開に強い。
- 駅伝での勝負強さ:ニューイヤー駅伝では2区で24人抜きの快走を見せるなど、積極的な攻めの走りが特徴。
強み
- 終盤まで崩れない安定感:大阪マラソンでは30kmまでリズムを崩さず、積極的に先頭集団に加わる走りを展開
- スピード持久力:トラックで培ったスピードをフルマラソンに応用できる希少なタイプ。
- 成長曲線の高さ:初マラソンからわずか2年で2時間06分台に突入。今後さらにタイム短縮の可能性あり。
優勝の可能性
菊地は、日本勢の中で細谷に次ぐ実力者であり、スピード型の特性からハイペース展開に強い。福岡の高速コースで、2時間05分台突入の可能性も十分。終盤の競り合いで勝ち切れるかが、優勝への鍵となります。
西山雄介(トヨタ自動車)
プロフィール
- 生年月日:1994年11月7日(31歳)
- 出身地:三重県松阪市
- 所属:トヨタ自動車
- 身長/体重:173cm/56kg
- 学歴:伊賀白鳳高校 → 駒澤大学
高校時代は全国高校駅伝で1区区間賞を獲得、大学では箱根駅伝を含む三大駅伝にフル出場。実業団入り後も駅伝で区間賞を連発し、ロードでの安定感を誇る。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間06分31秒(東京マラソン2024)
- 初マラソンは2022年別府大分毎日マラソンで大会新記録の2時間07分47秒で優勝。
- 世界選手権オレゴン大会では日本人最速の2時間08分35秒で13位と健闘。
- 2024年福岡国際マラソンではセカンドベスト2時間06分54秒で2位、積極的なレース運びで存在感を示した。
強み
- 安定感と経験値:国内外の主要大会で結果を残し、ハイペース展開にも対応可能。
- 駅伝で培った勝負強さ:ニューイヤー駅伝では区間賞・区間新を複数回獲得。
- 粘り強い後半:福岡国際では終盤まで優勝争いに絡み、ペースダウンを最小限に抑える走りを披露。
優勝の可能性
西山は、日本勢の中で3番手の実力者であり、福岡国際での好走経験も豊富。ペースメーカー次第では、自己ベスト更新と表彰台争いが期待されます。特に、終盤の粘り強さは優勝争いで大きな武器になるでしょう。
ゴイトム・キフレ(エリトリア)
プロフィール
- 生年月日:1993年12月3日(31歳)
- 出身国:エリトリア
- 身長/体重:推定170cm前後/55kg前後
- 競技歴:長距離・マラソン
世界クロスカントリー選手権やオリンピックに出場経験を持つ、エリトリアのトップランナー。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間05分28秒
- 世界大会での安定感:東京五輪男子マラソンに出場し、完走。
- ハーフマラソンでも高実績:2016年丸亀ハーフマラソンで1時間00分49秒で優勝、自己ベストは1時間00分20秒と高速ランナー。
強み
- スピード持久力:ハーフで1時間00分台を記録するスピードは、福岡の高速コースで大きな武器。
- 国際経験の豊富さ:オリンピックや世界選手権での経験により、プレッシャー下でも安定した走りが可能。
- 終盤の粘り:クロカンやロードで培った持久力で、35km以降の勝負に強い。
優勝の可能性
ゴイトム・キフレは、今回の出場選手の中で最速の自己ベスト(2:05:28)を持つ選手。福岡国際マラソンのフラットなコースは彼のスピードを最大限に引き出す条件が揃っており、大会記録更新や2時間05分切りの可能性も十分。日本勢にとって最大のライバルとなる存在です。
イブラヒム・ハッサン(ジブチ)
プロフィール
- 生年月日:1997年生まれ(28歳)
- 出身国:ジブチ
- 競技歴:長距離・マラソン
ジブチのトップランナーとして、世界大会や主要マラソンで着実に結果を残してきた選手。アフリカ勢らしいスピードと持久力を兼ね備えています。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間06分13秒
- 国際大会での経験:世界選手権やワールドマラソンメジャーズに出場し、安定した走りを披露。
- ハーフマラソンでも好記録を持ち、スピード型ランナーとして知られています。
強み
- スピード持久力:ハーフでの高速記録が示す通り、序盤からハイペースで走れる能力。
- 粘り強さ:終盤まで崩れない安定感があり、福岡のフラットなコースで記録更新の可能性も。
- 経験値:国際大会での走り込みにより、ペース変化への対応力が高い。
優勝の可能性
イブラヒム・ハッサンは、自己ベストが2時間06分台前半と高水準で、優勝候補の一角。ゴイトム・キフレや日本勢トップと比べるとやや劣るものの、ハイペース展開で終盤まで食らいつく力は十分。表彰台争いに絡む可能性が高い選手です。
その他の注目選手
ヴィンセント・ライモイ(スズキ)
プロフィール
- 生年月日:1996年7月16日(29歳)
- 出身地:ケニア
- 所属:スズキアスリートクラブ
- 身長/体重:178cm/65kg
- 学歴:モチョンゴイ高校 → 国士舘大学
大学時代は箱根駅伝でエース区間「2区」を4年連続で走り、区間2位や3位を記録するなど、学生長距離界でトップクラスの実力を誇った選手です。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間07分01秒
- 福岡国際マラソンでの実績
- 2022年大会 2位
- 2023年大会 5位
- 2024年大会 6位
福岡国際で複数回上位入賞しており、コース適性と経験値は抜群。
- ハーフマラソン自己ベスト:59分51秒(日本学生歴代2位)この記録は、スピード型ランナーであることを示す大きな証拠です。
強み
- スピード持久力:ハーフで59分台を記録するスピードは、福岡の高速コースで大きな武器。
- 経験値:福岡国際での複数回入賞に加え、国内外のハーフ・駅伝での実績が豊富。
- 勝負強さ:駅伝で培ったスパート力と、終盤まで粘る走りが特徴。
優勝の可能性
ヴィンセント・ライモイは、自己ベストはやや劣るものの、福岡国際での経験値と安定感は群を抜いています。ペースメーカー次第では、自己ベスト更新と表彰台争いが期待され、ダークホース的存在として注目されます。
丸山竜也(トヨタ自動車)
プロフィール
- 生年月日:1994年7月29日(31歳)
- 出身地:千葉県流山市
- 所属:トヨタ自動車
- 身長/体重:164cm/56kg
- 学歴:専修大学松戸高校 → 専修大学
大学時代は箱根駅伝予選会で日本人3位に入るなど活躍し、関東学生連合チームで本戦に2度出場。卒業後は黒崎播磨に入社するも退社し、市民ランナーとして活動後、八千代工業を経てトヨタ自動車に移籍しました。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間07分06秒(東京マラソン2025)
- 2022年ベルリンマラソンで2時間07分50秒を記録し、MGC出場権を獲得。
- 2024年大阪マラソンで2時間07分52秒、2025年東京マラソンで自己ベスト更新。
- 2025年アジアマラソン選手権では2時間11分51秒で銅メダルを獲得するなど、国際大会でも安定した走りを見せています。
強み
- 粘り強さと経験値:市民ランナーからトップ選手へと成長した背景が示す通り、逆境に強く、終盤まで粘る走りが特徴。
- スピード持久力:5000mで13分31秒、10000mで27分52秒、ハーフで1時間01分台と、トラック・ハーフでの高水準記録がフルマラソンに活きています。
- 精神力の強さ:MGC出場権獲得後も着実に自己ベストを更新し続ける成長曲線。
優勝の可能性
丸山は、自己ベストでは日本勢トップクラスに迫る実力者。福岡国際のフラットなコースで、2時間06分台突入と表彰台争いが期待されます。終盤の粘り強さを発揮できれば、ダークホース的存在として優勝争いに絡む可能性も十分です。
マイケル・ギザエ(スズキ)
プロフィール
- 生年月日:1994年生まれ(31歳)
- 出身地:ケニア
- 所属:スズキアスリートクラブ
- 身長/体重:推定170cm前後/55kg前後
ケニア出身で、日本の実業団に所属するトップランナー。福岡国際マラソンでの実績が際立つ選手です。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間07分08秒
- 2023年福岡国際マラソン優勝(2時間07分台)
強み
- 福岡コースでの経験値が豊富。
- 終盤の粘りとスパート力。
優勝の可能性
2025年大会では、過去の福岡での実績を武器に、表彰台争いに絡む可能性あり。
イタユ・アブハイ(イスラエル)
プロフィール
- 国籍:イスラエル
- イスラエルのトップランナーとして、ヨーロッパや世界の主要マラソン大会に出場経験を持つ選手です。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間07分26秒
- 欧州大会や国際大会で安定した成績を残しており、イスラエル国内ではトップクラスの記録保持者。
- ハーフマラソンでも1時間02分台を記録するなど、スピード型ランナー。
強み
- スピード持久力:ハーフでの高速記録が示す通り、序盤からハイペースで走れる能力。
- 国際経験:欧州の主要大会での走り込みにより、ペース変化への対応力が高い。
- 精神力:イスラエル代表として国際大会に挑む経験があり、プレッシャー下でも安定した走りが可能。
優勝の可能性
イタユ・アブハイは、自己ベストが2時間07分台と高水準で、表彰台争いに絡む可能性があります。ゴイトム・キフレや日本勢トップと比べるとやや劣るものの、ハイペース展開で終盤まで食らいつく力は十分。特に、福岡のフラットなコースは彼のスピードを活かせる条件です。
鎧坂哲哉(旭化成)
プロフィール
- 生年月日:1990年3月20日(35歳)
- 出身地:広島県広島市
- 所属:旭化成
- 身長/体重:165cm/50kg
- 学歴:世羅高校 → 明治大学
高校時代は全国高校駅伝で優勝に貢献、大学では箱根駅伝でエース区間を走り、明治大学の総合3位に貢献。卒業後、旭化成に入社し、駅伝・トラックで日本トップクラスの成績を残してきました。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間07分55秒(2022年別府大分毎日マラソン)初マラソンは2018年メルボルン(2時間24分40秒)、その後2022年別府大分で大幅に記録を更新し、MGC出場権を獲得。
- 2023年MGCでは11位(2時間10分50秒)、2024年上海マラソンでは2時間08分34秒で8位と、近年も安定した走りを見せています。
強み
- トラックで培ったスピード:5000mで13分12秒63、10000mで27分29秒74と、日本歴代上位の記録を持つスピードランナー。
- 駅伝での勝負強さ:ニューイヤー駅伝で複数回区間賞を獲得、旭化成の優勝に貢献。
- 粘り強さ:上海やシドニーなど海外レースでもセカンドベストを更新するなど、成長を続けるベテラン。
優勝の可能性
鎧坂は、自己ベストでは日本勢トップには及ばないものの、経験値と安定感は抜群。福岡国際のフラットなコースで、自己ベスト更新と表彰台争いが期待されます。特に、終盤の粘り強さと勝負勘は、ベテランならではの武器です。
久保和馬(西鉄)
プロフィール
- 生年月日:1996年12月9日(28歳)
- 出身地:福岡県
- 所属:西鉄
- 学歴:城南中学校 → 九州学院高校 → 山梨学院大学
高校時代は全国高校駅伝に出場、大学では箱根駅伝に複数回出場し、実業団入り後は駅伝・マラソンで着実に成績を伸ばしてきました。
マラソン実績と特徴
- 自己ベスト:2時間08分48秒(東京マラソン2022)
- 初マラソンは2021年びわ湖毎日マラソンで2時間08分53秒と好記録。
- 2022年福岡国際マラソンでは2時間09分19秒で日本人4位、海外勢のトップ集団に食らいつく粘りを見せ、MGC出場権を獲得。
- マラソン3戦中2戦で2時間08分台を記録するなど、安定感のある走りが特徴。
強み
- 粘り強さと安定感:初マラソンから2時間08分台を維持し、悪条件下でも崩れない走り。
- 精神力の強さ:福岡国際での途中棄権を経験後、東京で自己ベスト更新。逆境を乗り越える力がある。
- 地元開催のモチベーション:福岡を拠点とする西鉄所属で、地元大会への思い入れが強い。
優勝の可能性
久保は、自己ベストでは日本勢トップには及ばないものの、地元開催での強いモチベーションと粘り強さが武器。福岡国際のフラットなコースで、自己ベスト更新と日本人上位争いが期待されます。終盤まで先頭集団に食らいつけるかが勝負の鍵です。
コース概要(福岡国際マラソン2025)
スタート・ゴール
平和台陸上競技場(福岡市中央区)
スタート後、トラックを3周+350m走り、ロードへ。ゴール時はトラックを1周+150mでフィニッシュ。
主要ポイントと距離
- 5km:早良区役所近く「みつわビル前」
→ 序盤のスピード感を楽しめる区間
- 10km:西区石丸・福重付近「白十字病院前」
→ 市街地を抜ける平坦な区間で、選手のリズムが安定するポイント
- 15km:城南区「別府駅近く・にしてつストア前」
→ 中盤に差し掛かり、選手の表情に変化が出始める。
- 20km:中央区「西鉄平尾駅近く・ロイヤルホスト平尾店前」
→ 折り返し前の重要な区間。ペース維持が鍵
- 中間点(21.0975km):博多区「日大ビル前」
→ レースの折り返し地点。ここから勝負の後半へ。
- 25km:博多区「千鳥橋付近・丸新金属商会前」
→ 疲労が見え始める区間。補給ポイントも重要
- 30km:東区「井口商品名島店前」
→ いわゆる“30kmの壁”。ここからが本当の勝負
- 35km:東区「貝塚駅近く・のむらガーデンシティ向かい」
→ 終盤の駆け引きが始まる区間。優勝候補の動きに注目
- 40km:中央区「銀行協会横」
→ ゴールまで残り2km。選手の表情は限界に近い。
- ゴール:平和台陸上競技場
→ 栄光のフィニッシュ。歴史を刻む瞬間

おすすめ観戦スポット
平和台陸上競技場(スタート&ゴール地点)
- 見どころ:選手のスタート前の緊張感と、ゴールの感動を間近で体感できる場所。
- ポイント:フィニッシュの瞬間を見たいならここ一択。早めの到着が必須。
- アクセス:地下鉄「大濠公園駅」から徒歩約10分。
大濠公園周辺(市街地の応援スポット)
- 見どころ:福岡市中心部の景観と沿道の熱気。
- ポイント:カフェや公園で観戦しやすい。序盤と終盤の2回観戦できる。
西新駅~藤崎駅の明治通り(沿道応援が熱い区間)
- 見どころ:序盤の選手が集団で走る迫力を楽しめる。
- ポイント:沿道応援が盛り上がるエリアで、太鼓や楽器の応援もあり雰囲気抜群。
- アクセス:地下鉄「西新駅」「藤崎駅」すぐ
姪浜駅周辺(序盤のスピード感)
- 見どころ:スタート序盤の勢いある走りを間近で応援できる。
- ポイント:選手がまだ余裕のある表情で通過するので、写真撮影にもおすすめ。
- アクセス:地下鉄「姪浜駅」すぐ。
香椎折り返し地点(中盤の勝負どころ)
- 見どころ:折り返しで選手の表情が変わる瞬間。疲労と駆け引きが見える。
- ポイント:同じ選手を往路・復路で2回応援できる。
西鉄平尾駅周辺(終盤前の応援スポット)
- 見どころ:20km付近で選手がペースを維持できるかの重要な区間。
- ポイント:沿道応援が盛り上がるエリアで、選手に声援を送りやすい。

過去3年間の上位入賞選手
2024年
優勝:吉田祐也(GMOインターネットグループ)
2位:西山雄介(トヨタ自動車)
3位:パトリックマゼンゲ・ワンブイ(NTT西日本)
4位:其田健也(JR東日本)
5位:二岡康平(中電工)
6位:ヴィンセント・ライモイ(スズキ)
7位:ビダン・カロキ(トヨタ自動車)
8位:吉岡龍一(Honda栃木)
2023年
優勝:マイケル・ギザエ(スズキ)
2位:楊紹輝(中国)
3位:ソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー)
4位:細谷恭平(黒崎播磨)
5位:ヴィンセント・ライモイ(スズキ)
6位:丰配友(中国)
7位:ブレット・ロビンソン(オーストラリア)
8位:アベル・キルイ(ケニア)
2022年
優勝:マル・テフェリ(イスラエル)
2位:ヴィンセント・ライモイ(スズキ)
3位:マイケル・ギザエ(スズキ)
4位:ブレット・ロビンソン(オーストラリア)
5位:アベル・キルイ(ケニア)
6位:ジェームス・ルンガル(中央発條、ケニア)
7位:秋山清仁(愛知製鋼)
8位:赤﨑暁(九電工)
勝つのは誰だ?福岡国際マラソン2025、運命の一戦
福岡国際マラソン2025は、日本勢と海外勢が激突するハイレベルな戦いになること間違いなしです。
優勝候補たちの戦略、記録更新の可能性、そして沿道の熱気――すべてが福岡の街を彩ります。
果たして勝利を手にするのは誰なのか?12月7日、歴史を刻む瞬間を見逃さないでください。
