青学の戦略が動き出す！箱根駅伝2026、区間エントリー速報と当日変更予想
2025年12月29日、箱根駅伝2026の区間エントリーが正式に発表されました。青山学院大学は2区に上野山拳士朗、5区に松田祐真、6区に石川浩輝をエントリー。
しかし、補欠には黒田朝日、鳥井健太、中村海斗ら実力者が控えており、当日変更の可能性が注目されています。特に「花の2区」は黒田朝日が走るのでは？という予想がファンの間で高まっています。
本記事では、青学の区間エントリーと当日変更のシナリオを徹底分析します。
青山学院大学区間エントリー一覧（正式登録と補欠）
2025年12月29日に発表された青山学院大学の区間エントリーは以下の通りです
正式エントリー（往路・復路）
- 1区：荒巻朋熙（4年）福岡県の大牟田高校出身
- 2区：上野山拳士朗（1年）和歌山県の和歌山北高校出身
- 3区：宇田川瞬矢（4年）埼玉県の東農大三高校出身
- 4区：平松享祐（3年）愛知県の中部大一高校出身
- 5区：松田祐真（1年）福岡県の大牟田高校出身
- 6区：石川浩輝（1年）長野県の佐久長聖高校出身
- 7区：佐藤愛斗（2年）宮崎県の小林高校出身
- 8区：塩出翔太（4年）広島県の世羅高校出身
- 9区：佐藤有一（4年）東京都の拓大一高校出身
- 10区：折田壮太（2年）兵庫県の須磨学園高校出身
補欠
- 黒田朝日（4年）岡山県の玉野光南高校出身
- 鳥井健太（3年）大阪府の清風高校出身
- 中村海斗（3年）広島県の世羅高校出身
- 飯田翔大（2年）鹿児島県の出水中央高校出身
- 遠藤大成（2年）長野県の佐久長聖高校出身
- 小河原陽琉（2年）千葉県の八千代松陰高校出身
当日変更の可能性とルール
箱根駅伝では、レース当日の朝に区間エントリーを変更できる制度があります。これは、選手のコンディションやチーム戦略に応じて柔軟に対応するための仕組みで、青山学院大学のような強豪校はこの制度を積極的に活用します。
当日変更のルール
- 変更可能なタイミング：往路は1月2日午前6時50分まで、復路は1月3日午前6時50分までに変更が可能。
- 変更できる範囲：正式エントリー選手と補欠選手の間で入れ替えが可能。
- 制限：1日の変更回数は最大4人、補欠選手は最大6名まで登録。
青学の戦略と変更の可能性
青山学院大学は毎年、「当日変更で勝負する」スタイルを取ります。今回も、
- 2区は黒田朝日が入る可能性が高い（エースのコンディション次第）
- 5区は松田祐真か鳥井健太で調整（選手のコンディション次第）
- 6区も石川浩輝か飯田翔大で調整（選手のコンディション次第）
この柔軟な戦略が、青学の強さの秘密です。
注目の2区は黒田朝日？当日変更予想の理由
箱根駅伝の「花の2区」は、各校のエースが集う最重要区間です。青山学院大学は正式エントリーで上野山拳士朗（1年）を配置しましたが、補欠には黒田朝日（4年・主将）が控えています。この補欠登録こそが、当日変更の可能性を示す最大のサインです。
黒田朝日が走ると予想される理由
過去の実績と信頼性
黒田選手は過去2年連続で2区を担当し、安定した走りでチームを牽引してきました。さらに、マラソン学生記録保持者という圧倒的なスタミナと経験を持っています。
原監督の戦略パターン
青学は「当日変更で勝負する」スタイルが定番。エースを補欠に回し、コンディションを見極めて投入するのは原監督の常套手段です。
上野山拳士朗のリスク
上野山はスピードと将来性を兼ね備えたルーキーですが、箱根の2区は経験値が問われる区間。初出場での大役はリスクが高く、黒田の安定感に勝る要素は少ないといえます。
当日変更の可能性
- 黒田朝日が万全なら、2区は黒田で決まりと見るのが自然。
- 上野山は、来年以降の起用に回る可能性が高いでしょう。
5区は誰が走る？松田祐真 vs 鳥井健太
箱根駅伝の5区は「山登り区間」と呼ばれ、往路の勝敗を左右する重要なパートです。青山学院大学は正式エントリーで松田祐真（1年）を配置しましたが、補欠には鳥井健太（3年）が控えています。この2人のどちらが走るのか、ファンの間で議論が白熱しています。
松田祐真の強みとリスク
- 強み：5000mで13分台のスピードを持ち、クロスカントリーで上位入賞経験あり。山の適性は高く、原監督も「秘密兵器」と評する期待のルーキー。
- リスク：箱根の5区は距離が長く、標高差も大きい。初出場の1年生にとっては負担が大きく、ペース配分を誤ると大きなタイムロスにつながる可能性があります。
鳥井健太の安定感
- 強み：駅伝経験が豊富で、長距離の安定感に定評あり。過去のレースでも粘り強い走りを見せており、リスクが少ない選択肢。
- 戦略的価値：往路優勝を狙うなら、崩れない走りをする鳥井の起用は理にかなっています。
当日変更の可能性
- 青学は過去にも「山区間で当日変更」を行ってきた実績があります。松田を「おとり」に回し、鳥井を5区に投入するシナリオは十分あり得ます。
結論
- 攻めるなら松田祐真、守るなら鳥井健太。
- 原監督がどちらを選ぶかは、当日のコンディションと往路戦略次第です。
6区は石川浩輝で決まり？補欠からのサプライズはあるか
復路のスタートを切る6区は、下り基調のスピード勝負。青山学院大学は正式エントリーで石川浩輝（3年）を配置しました。石川はスピード型で、下りの適性も高く、過去のレースでも安定した走りを見せています。往路でつかんだ流れを維持するため、石川の起用は理にかなった選択といえるでしょう。
石川浩輝の強み
- スピードと安定感：10000mで28分台の記録を持ち、下り区間でタイムを稼げるタイプ。
- 経験値：駅伝経験があり、プレッシャーに強い。
補欠からの変更はあるか？
補欠には中村海斗（3年）や遠藤大成（2年）が控えています。
- 中村海斗：スピード型で、6区の下りに適性あり。往路で想定外の展開があれば、復路で攻めるために投入される可能性も。
- 遠藤大成：粘り強さが持ち味で、安定感重視なら選択肢に入る。
当日変更の可能性
- 石川が万全なら、6区は石川で決まりと見るのが自然。
- ただし、往路で大きな遅れが出た場合、攻めの姿勢で中村海斗を投入するシナリオもあり得ます。
結論
青学の復路戦略は、往路の結果次第で柔軟に変わるでしょう。
青学の往路戦略を徹底分析
青山学院大学の往路戦略は、毎年「序盤で流れを作り、2区で勝負、5区で決定打」というパターンが基本です。今回の区間エントリーと補欠構成を見ると、その戦略はさらに鮮明になります。
1区：安定スタートで流れをつかむ
青学は1区にスピード型の選手を配置し、トップ集団でレースを進めることを重視します。大きな遅れを取らないことが往路全体の鍵です。
2区：黒田朝日で勝負
「花の2区」はエース区間。黒田朝日が当日変更で投入されれば、ここで一気に流れを引き寄せることができます。過去の実績と経験値を考えれば、黒田の走りは往路優勝への最大の武器です。
3区・4区：リスク分散とスピード維持
中距離型やスピード型を配置し、2区で作った流れを崩さないことが重要。補欠の中村海斗や飯田翔大の起用も視野に入ります。
5区：山登りで勝負を決める
松田祐真を起用すれば攻めの戦略、鳥井健太なら安定策。原監督がどちらを選ぶかで、往路の勝敗が大きく変わります。
戦略の本質
- 攻めるなら：黒田朝日＋松田祐真で往路優勝を狙う。
- 守るなら：黒田朝日＋鳥井健太で崩れない往路を構築。
黒田朝日は走るのか？青学の勝負手は当日朝に決まる！
根駅伝2026の青山学院大学は、正式エントリーだけでなく当日変更の可能性にも注目が集まっています。特に「花の2区」黒田朝日の投入は往路の勝敗を左右する最大のポイント。
さらに、5区の松田祐真か鳥井健太、6区の石川浩輝か補欠陣の起用など、原監督の戦略は最後まで読めません。
当日朝の変更でどんなドラマが生まれるのか、駅伝ファンなら見逃せない展開です。
