伊勢路を制するのは早稲田か、逆襲の青学か。大学駅伝日本一を懸けた決戦!

2026年11月1日(日)に行われる「全日本大学駅伝2026」が、いよいよ注目を集めています。
今年の優勝争いで注目したいのが、出雲駅伝で大会新記録をマークして優勝した早稲田大学です。勢いに乗る早稲田大学が伊勢路でも頂点に立つのか、それとも國學院大學や駒澤大学などの強豪校が待ったをかけるのか、目が離せません。
そして、もう一つの注目ポイントが青山学院大学の巻き返しです。出雲駅伝ではまさかの11位に終わった青学ですが、全日本大学駅伝ではどのようなオーダーで反撃に転じるのでしょうか。
この記事では、全日本大学駅伝2026の優勝候補を独自に分析し、注目校の戦力や区間エントリー予想を詳しく解説します。早稲田大学の優勝シナリオから青山学院大学の逆襲の可能性まで、伊勢路の見どころを徹底分析していきます!
全日本大学駅伝2026 大会概要
- 開催日時:2026年11月1日(日) 午前8時10分スタート
- コース:愛知県・熱田神宮西門前 ~ 三重県・伊勢神宮内宮宇治橋前
- 距離・区間:全8区間・106.8km
- 出場枠:計27チーム(全国の精鋭25大学 + オープン参加2チーム)
ネット配信・テレビ放送スケジュール
- TVer(ネット配信):2026年11月1日(日)スタート直前(7:45頃)~ ライブ配信
- テレビ朝日系列:2026年11月1日(日)あさ 7:45 ~ 13:40(生中継)
テレ朝チャンネルのCS放送は午後2時からの録画放送となります
コースの特徴と距離構成
全日本大学駅伝は、出雲駅伝(45.1km)の約2.3倍の総距離があり、箱根駅伝を見据えた選手層の厚さとスタミナが試されます。特に終盤の7区と8区にロング区間が配置されているため、後半まで崩れない戦力構築が勝負を分けます。
- 前半(1区〜4区): スピードランナーが集う高速レース展開
- 中盤(5区〜6区): 独走態勢を築くか、上位を追うためのつなぎの重要区間
- 後半(7区・8区): 7区(17.6km)、8区(最長19.7km)のロング区間。ここに各校の絶対的エースが投入され、逆転劇や優勝決定のドラマが生まれます。
出場校一覧(全27チーム)
前回大会の上位8校(シード校)と、全国8地区の厳しい選考会を勝ち抜いた17校、そして選抜2チームが一堂に会します。
- シード校(8校): 駒澤大学(前回王者)、中央大学、青山学院大学、國學院大學、早稲田大学、帝京大学、創価大学、順天堂大学
- 関東代表(7校): 日本大学、東海大学、大東文化大学、神奈川大学、東洋大学、中央学院大学、山梨学院大学
- 他地区代表(10校): 北海道1校、東北1校、北信越1校、東海1校、関西4校(京都産業大学など)、中国四国1校、九州1校
- オープン参加(2チーム): 日本学連選抜、東海学連選抜
直前の出雲駅伝を大会新記録で制した早稲田大学の2冠なるか、2位の國學院大學や前回王者の駒澤大学がストップをかけるか、あるいは11位からの大逆襲を誓う青山学院大学が巻き返すか、全27チームが伊勢路で激しい火花を散らします。
全日本大学駅伝2026の注目選手!GMOインターネットグループ入社内定の3人
今回紹介した3人は、大学駅伝で実績を残し、卒業後はGMOインターネットグループ陸上部で競技を続ける予定です。大学最後の駅伝シーズンでどのような走りを見せるのかはもちろん、実業団での今後の活躍にも期待が高まります。全日本大学駅伝では、それぞれの大学での役割やレース展開にも注目してみましょう。
平松享祐(青山学院大学)
青山学院大学の副主将を務める平松享祐選手(4年)は、2027年4月からGMOインターネットグループ陸上部に入社することが内定しています。2026年の箱根駅伝では4区で区間3位と好走しており、最後の学生駅伝シーズンでの活躍にも注目です。
小池莉希(創価大学)
創価大学4年の小池莉希選手は、2026年の箱根駅伝6区で区間賞を獲得した実力派ランナーです。10000mでも27分52秒43の自己ベストを持つなど、学生トップクラスのスピードを誇ります。卒業後はGMOインターネットグループ陸上部への入社が内定しており、大学最後の全日本大学駅伝でどのような走りを見せるのか注目です。
中村晃斗(志學館大学)
九州地区代表の志學館大学(鹿児島県)で注目したいのが、4年生のエース・中村晃斗選手です。中村選手は、前回の全日本大学駅伝で1区を任され、強豪校のランナーたちを抑えて区間賞を獲得しました。全国の舞台でその実力を証明した中村選手は、2026年大会でもチームを牽引する存在として期待されます。
さらに、中村選手は2027年4月から、2026年のニューイヤー駅伝を制したGMOインターネットグループ陸上部に所属することが内定しています。同チームには青山学院大学出身の黒田朝日選手も所属しており、卒業後は実業団の舞台でさらなる成長を目指します。大学最後の全日本大学駅伝で、再び1区区間賞を獲得できるかにも注目です。

全日本大学駅伝2026の優勝候補ランキングTOP5
全日本大学駅伝2026の優勝争いでは、出雲駅伝を大会新記録で制した早稲田大学が本命候補です。準優勝の國學院大學や前回王者の駒澤大学、中央大学も上位を狙っており、箱根駅伝で圧倒的な強さを見せる青山学院大学の巻き返しにも注目が集まります。
全日本大学駅伝は、愛知県の熱田神宮から三重県の伊勢神宮までを結ぶ、全8区間・106.8kmのレースです。出雲駅伝よりも距離が長く、スピードだけでなく、選手層の厚さや後半のスタミナも勝敗を左右します。
ここでは、出雲駅伝の結果や各大学の実力を踏まえ、2026年大会の優勝候補TOP5を独自に予想します。
1位:早稲田大学|本命!出雲駅伝の勢いで大学駅伝日本一へ
優勝候補の筆頭は、早稲田大学です。
2026年10月12日に開催された出雲駅伝では、2時間5分56秒の大会新記録で優勝。2010年以来16年ぶりとなる出雲駅伝制覇を果たし、チームの勢いは最高潮に達しています。
早稲田大学の強みは、スピードランナーをそろえ、序盤からレースの主導権を握れる可能性があることです。出雲駅伝で見せた走りを伊勢路でも発揮できれば、前半から好位置を確保し、そのまま逃げ切る展開も期待できます。
ただし、全日本大学駅伝は出雲駅伝よりも総距離が長く、8人の総合力が問われる大会です。前半でリードを奪うだけでなく、中盤以降も安定した走りを続けられるかが重要になります。
出雲駅伝の勢いを維持し、8区間を通して安定した走りができれば、早稲田大学が優勝に最も近い存在になると予想します。
2位:國學院大學|対抗!野中恒亨主将を中心に王座奪還を狙う
早稲田大学の対抗馬として注目したいのが、國學院大學です。
出雲駅伝では2時間6分54秒の大会新記録で2位に入り、優勝した早稲田大学を追い詰めました。主将の野中恒亨選手をはじめ、主要区間で力を発揮できる選手がそろっており、優勝争いに加わる実力は十分です。
出雲駅伝では一時順位を落としながらも、主力選手の力走によって巻き返しました。この粘り強さは、全日本大学駅伝でも大きな武器になるでしょう。
また、全日本大学駅伝では出雲駅伝よりも距離が長くなるため、前半のスピードだけでなく、中盤から終盤にかけての安定感が重要になります。國學院大學が各区間で大きなタイムロスを防ぎ、終盤まで優勝争いに踏みとどまれれば、早稲田大学を逆転する可能性もあります。
出雲駅伝での準優勝を自信につなげ、選手それぞれが持ち味を発揮できれば、國學院大學の優勝も十分に考えられます。
3位:駒澤大学|大穴!前回王者が伊勢路で連覇を狙う
3位には、前回の全日本大学駅伝を制した駒澤大学を挙げます。
駒澤大学は、全日本大学駅伝で数々の実績を積み重ねてきた強豪です。前回大会でも総合優勝を果たしており、伊勢路での戦い方を熟知している点は大きな強みといえるでしょう。
一方、2026年の出雲駅伝では7位に終わり、優勝した早稲田大学とは差がつきました。ただし、出雲駅伝は6区間・45.1kmの大会であり、全日本大学駅伝とは距離も区間構成も異なります。出雲駅伝の結果だけで駒澤大学の優勝の可能性がなくなったと判断するのは早計です。
特に注目したいのが、後半の長距離区間です。終盤まで優勝争いに加わり、7区・8区で持ち味を発揮できれば、先行する大学を追い上げる展開も期待できます。
早稲田大学や國學院大學が序盤から飛ばす展開になった場合でも、駒澤大学が冷静にレースを進め、後半に勝負をかけられるかがポイントです。
出雲駅伝の結果から評価を下げるのではなく、前回王者の実績と全日本大学駅伝への適性を考慮し、逆転優勝を狙うダークホースとして注目します。
4位:中央大学|要警戒!出雲駅伝5位から巻き返しを狙う
4位に予想するのは、スピードランナーを多く擁する中央大学です。
中央大学は2026年の出雲駅伝で5位に入りました。大会新記録となる2時間7分36秒で走り切っており、上位校と競り合えるスピードを持っていることを示しました。
全日本大学駅伝でも、序盤から上位集団につけられるかが重要になります。持ち前のスピードを生かして好位置を確保できれば、その後の区間でも優勝争いに食い込む可能性があります。
また、前回の全日本大学駅伝では総合2位に入っており、この大会で上位を狙える力を備えています。出雲駅伝で得た課題を修正し、8区間を通して安定したレースができれば、優勝候補の一角として警戒すべき存在です。
ただし、優勝を狙うには、スピードだけでなく長距離区間での粘りも欠かせません。後半まで先頭との差を広げられずに戦えるかが、順位を左右するポイントになるでしょう。
前回大会2位の実績を持つ中央大学は、展開次第で優勝争いに加わる可能性がある要警戒のチームです。
5位:青山学院大学|巻き返しに期待!箱根駅伝の強さを伊勢路でも発揮できるか
5位には、青山学院大学を予想しました。
青山学院大学は、箱根駅伝で圧倒的な実績を誇る大学です。選手層の厚さとチーム全体の総合力は大きな強みであり、全日本大学駅伝でも上位進出を狙える実力を備えています。
しかし、2026年の出雲駅伝では11位に終わり、期待された結果を残せませんでした。優勝した早稲田大学とは差がついており、全日本大学駅伝に向けて立て直しが求められます。
それでも、出雲駅伝の結果だけで青山学院大学を低く評価することはできません。全日本大学駅伝は8区間・106.8kmと距離が長く、出雲駅伝とは異なる選手配置やレース戦略が必要になります。
青山学院大学が本来の力を発揮するには、序盤で大きく出遅れず、中盤以降に順位を上げる展開に持ち込むことが重要です。選手層の厚さを生かして各区間で安定した走りを見せられれば、上位進出や表彰台も十分に狙えるでしょう。
出雲駅伝での悔しい結果から立て直し、全日本大学駅伝で巻き返せるか。青山学院大学の走りは、今大会の大きな見どころの一つです。
なお、箱根駅伝での実績がそのまま全日本大学駅伝の結果につながるわけではありません。青山学院大学が優勝争いに加わるには、伊勢路の距離や区間構成に合わせた戦略が重要になります。
全日本大学駅伝2026の優勝争いは早稲田・國學院を中心に展開か
ここまで紹介した5校を比較すると、現時点では出雲駅伝を制した早稲田大学が一歩リードし、國學院大學が追う展開を予想します。
一方、前回王者の駒澤大学には大会連覇の可能性があり、中央大学も上位争いに加わる力を持っています。出雲駅伝で11位だった青山学院大学が、全日本大学駅伝でどこまで巻き返すかにも注目です。
全日本大学駅伝は8区間・106.8kmの長丁場です。序盤の順位だけでなく、中盤の安定感や終盤の追い上げによって、優勝争いの構図が変わる可能性があります。
本命は早稲田大学、対抗は國學院大學、そして前回王者の駒澤大学が逆転を狙う――。2026年の伊勢路では、各大学の戦略と選手層が勝敗を分けることになりそうです。
早稲田大学の全日本大学駅伝2026区間エントリー予想
出雲駅伝を大会新記録で制した早稲田大学。全日本大学駅伝2026でも優勝候補の本命として注目されます。
早稲田大学の強みは、スピードランナーに加え、将来性豊かなルーキーや経験豊富な上級生がそろっていることです。前半から主導権を握り、中盤でリードを維持し、終盤の長距離区間で逃げ切る展開が理想的でしょう。
今回は、出雲駅伝で活躍した選手たちと期待の若手を組み合わせ、早稲田大学の区間エントリーを独自に予想します。
1区:本田桜二郎選手(1年)
スタートの重要区間となる1区には、1年生の本田桜二郎選手を予想します。
1区は各大学の選手が集団を形成しやすく、序盤の位置取りがその後のレース展開を左右する区間です。ここで好位置を確保できれば、後続の選手が力を発揮しやすくなります。
本田選手は、出雲駅伝2区で区間賞を獲得した期待のルーキーです。持ち前のスピードと積極性を生かし、先頭集団でレースを進める走りに期待がかかります。
大舞台でも実力を発揮できれば、早稲田大学にとって最高のスタートになるでしょう。
1区で出遅れを防ぎ、上位で襷をつなげるかが、早稲田大学の優勝への第一歩となりそうです。
2区:増子陽太選手(1年)
スピードが求められる2区には、期待のルーキー・増子陽太選手を配置すると予想します。
増子選手は、5000mで13分20秒35の自己ベストを持つ注目ランナーです。高いスピード能力を駅伝でも発揮できれば、早稲田大学が序盤から優位に立つ可能性があります。
1区の本田選手から襷を受け取り、1年生コンビで勢いを生み出す展開は、早稲田大学にとって魅力的なシナリオです。
ただし、全日本大学駅伝は出雲駅伝よりも距離が長く、序盤から無理にペースを上げすぎないことも大切です。増子選手が持ち味のスピードを生かしながら、安定した走りを見せられるかに注目しましょう。
1区・2区のルーキーコンビが流れを作れば、早稲田大学は序盤から優勝争いをリードできるかもしれません。
3区:鈴木琉胤選手(2年)
各大学の主力選手が力を発揮する3区には、2年生の鈴木琉胤(るい)選手を予想します。
鈴木選手は、出雲駅伝3区で区間3位に入った実力者です。さらに、箱根駅伝では4区で区間賞を獲得しており、スピードと駅伝での勝負強さを兼ね備えています。
前半で好位置を確保できた場合、3区ではその流れを維持し、先頭争いに踏みとどまることが重要になります。反対に、前の区間で出遅れた場合には、順位を押し上げる走りも求められます。
鈴木選手が持ち前の走力を発揮し、他大学のエース級選手と互角に渡り合えれば、早稲田大学は優勝争いで一歩リードできるでしょう。
3区は、序盤の勢いを本物の優勝争いにつなげるための重要な区間になりそうです。
4区:山﨑一吹選手(4年)
中盤の重要区間となる4区には、箱根駅伝の山下り(6区)で2年連続の快走を見せている4年生、山﨑一吹(いぶき)選手を予想します。
山﨑選手の強みは、ロードでの安定感と粘り強い走りです。単独走になっても自分のペースを維持し、大崩れせずに走り切ることができれば、チームにとって大きな武器となるでしょう。
序盤で好位置を確保した早稲田大学にとって、4区はその流れを維持し、中盤のレースを安定させる重要な区間です。山﨑選手が持ち前の安定感を発揮し、他校にリードを許さずに襷をつなげれば、後半の勝負区間に向けて弾みがつきます。
箱根駅伝の山下りで培った経験を伊勢路の平地区間でも生かし、早稲田大学の優勝への流れを支える走りに期待したいところです。
5区:新妻遼己選手(1年)
5区には、出雲駅伝で活躍した1年生の新妻遼己(はるき)選手を予想します。
新妻選手は、出雲駅伝4区で区間賞を獲得した注目選手です。出雲駅伝で見せたスピードと勢いを全日本大学駅伝でも発揮できれば、早稲田大学にとって大きな武器になります。
この区間で前を走る大学との差を広げられれば、後続の選手は自分のペースでレースを進めやすくなります。反対に、競り合いが続く場合でも、粘り強く走って上位をキープすることが重要です。
1年生ながら主要区間を任される想定は、新妻選手への期待の大きさを示すものです。
出雲駅伝で証明した実力を再び発揮し、早稲田大学が優勝へ向けて勢いを加速させる区間になると予想します。
6区:吉倉ナヤブ直希選手(3年)
終盤の長距離区間へつなぐ6区には、3年生の吉倉ナヤブ直希選手を配置すると予想します。
吉倉選手は、出雲駅伝1区で区間7位に入り、安定した走りを見せました。全日本大学駅伝でも、持ち前の粘り強さを生かし、チームの流れを維持する役割が期待されます。
6区では、前半から続くレースの流れを維持しながら、後半の勝負に向けてチームの状態を整えることが求められます。
ここまでにリードを奪っていた場合は、その差を維持することが重要です。一方、他校と競り合っている場合には、無理なく前を追い、7区へ好位置で襷をつなぐ走りが期待されます。
6区で安定した走りを見せられるかが、優勝争いの行方を左右するポイントになりそうです。
7区:山口竣平選手(3年)
勝負を大きく左右する7区には、3年生の山口竣平選手を予想します。
7区は17.6kmの長距離区間です。ここではスピードだけでなく、長い距離を安定して走り切るスタミナと、終盤までペースを維持する力が求められます。
山口選手は、出雲駅伝5区で区間新記録をマークした実力者です。その走力を伊勢路でも発揮できれば、早稲田大学が優勝へ向けて大きく前進する可能性があります。
仮に前半でリードを奪っていた場合は、ライバル校との差を維持することが重要です。反対に、他校に先行されていた場合には、追い上げて最終8区へ望みをつなぐ役割が期待されます。
山口選手が長距離区間で持ち味を発揮できれば、早稲田大学の優勝が現実味を帯びてくるでしょう。
8区:工藤慎作選手(4年)
最終8区には、4年生の工藤慎作選手を予想します。
8区は19.7kmの最長区間であり、全日本大学駅伝の勝敗を決める重要な区間です。長距離を走り切るスタミナに加え、先行する選手を追う力や、プレッシャーのかかる場面で実力を発揮する精神力も求められます。
工藤選手は、早稲田大学の主力として期待される選手です。前回大会の全日本大学駅伝では8区を担当し、日本人選手として歴代最高タイムをマークしました。出雲駅伝でも最終6区で区間賞を獲得しており、長距離区間での勝負強さは大きな魅力です。
早稲田大学がリードして襷をつないだ場合には、冷静なレース運びで逃げ切りを狙う展開が考えられます。一方、他校と接戦になっていれば、最後まで優勝争いを繰り広げることになるでしょう。
最長8区を工藤選手が走り切り、早稲田大学が伊勢路で頂点に立てるか。最終区間は大会屈指の見どころになりそうです。
チームエントリー
- 4年生:工藤 慎作、山﨑 一吹、小平 敦之、間瀬田 純平、伊藤 幸太郎、宮岡 凜太
- 3年生:山口 竣平、吉倉 ナヤブ直希、佐々木 哲、武田 知典、宮本 優希
- 2年生:
鈴木 琉胤、瀬間 元輔 - 1年生:増子 陽太、新妻 遼己、本田 桜二郎、上杉 敦史
早稲田大学は前半のスピードと後半の粘りで優勝を狙う
今回の区間エントリー予想では、前半にスピードを持つ若手選手を配置し、中盤では経験豊富な山﨑選手が安定感を発揮。さらに、後半の長距離区間には山口選手と工藤選手を起用する布陣を考えました。
早稲田の課題は若干選手層が薄いのと、1年生の活躍頼みが問題です。
早稲田大学が優勝するためには、序盤で好位置を確保するだけでなく、中盤で大きく順位を落とさず、7区・8区でもライバル校に対抗できる走りが必要です。
もちろん、実際の区間エントリーは選手のコンディションやチームの戦略によって変わります。ここで紹介した配置は、出雲駅伝の結果や各選手の特徴を踏まえた予想です。
出雲駅伝を制した早稲田大学が、全日本大学駅伝でも前半から主導権を握り、最後までリードを守り切れるのか。区間配置にも注目しながら、2026年大会を楽しみましょう。
早稲田大学の理想的な優勝シナリオ
早稲田大学が並みいる強豪を破り、全日本大学駅伝2026を制するための理想的な展開は、前半から主導権を握り、中盤でリードを維持・拡大し、後半のエースにつなぐ先行逃げ切り型のレースです。
出雲駅伝で見せたスピードを伊勢路でも発揮できれば、優勝の可能性は大きく広がります。ここでは、予想区間エントリーをもとに、早稲田大学が優勝するためのシナリオを4つの段階に分けて解説します。
①【1区〜2区】ルーキーコンビが流れをつくるロケットスタート
序盤のポイントは、1区の本田桜二郎選手(1年)が好位置で襷をつなぎ、2区の増子陽太選手(1年)がチームに勢いをもたらすことです。
1区では、他校の動きを冷静に見極めながら、先頭集団から大きく離されずに走り切ることが重要になります。本田選手がトップと数秒差以内で襷をつなげれば、早稲田大学にとって理想的なスタートといえるでしょう。
続く2区では、スピードが持ち味の増子選手が勝負を仕掛けます。持ち前の走力を生かしてライバル校との差を縮め、可能であれば単独首位に浮上する展開が理想です。
國學院大學や駒澤大学などの優勝候補に対して先手を取れれば、早稲田大学は心理的にも優位な立場でレースを進められます。
②【3区〜4区】上級生の安定感でリードを守る
序盤で好位置につけた後は、3区の鈴木琉胤選手(2年)が重要な役割を担います。各校が順位を上げようと動く中盤の入り口で、前の選手がつくった流れを途切れさせず、ライバル校との差を最小限に抑えることが求められます。
そして4区では、4年生の山﨑一吹選手がチームを支えます。
山﨑選手は、箱根駅伝の山下りで2年連続の好走を見せてきた選手です。予想どおり4区を任されれば、ロードで培った経験と安定感を発揮し、単独走になっても自分のペースを崩さずに走ることが期待されます。
この区間で大きく順位を落とさず、後続との差を維持できれば、早稲田大学は後半の勝負に向けて有利な態勢を整えられるでしょう。
③【5区〜6区】新妻遼己選手と吉倉ナヤブ直希選手が勝負を決める
優勝争いを大きく左右するのが、5区の新妻遼己選手(1年)と6区の吉倉ナヤブ直希選手(3年)です。
5区では、新妻選手が出雲駅伝で見せたような力強い走りを再現できるかが注目されます。持ち前のスピードを発揮し、前の選手を追い上げるとともに、後続との差を広げられれば、早稲田大学にとって大きな追い風となります。
続く6区では、吉倉選手の安定した走りが鍵を握ります。ここで無理に差を広げようとするのではなく、一定のペースを保ちながら、後続に追いつかれるリスクを抑えることが重要です。
理想は、6区終了時点で2位以下に十分なリードを築く展開です。仮に1分前後の差を確保できれば、後半の長距離区間を控える早稲田大学にとって大きなアドバンテージとなるでしょう。ただし、実際のタイム差は各校の選手配置や当日のコンディションによって変わります。
④【7区〜8区】山口竣平選手と工藤慎作選手が優勝を引き寄せる
終盤の2区間は、早稲田大学が優勝をつかむための最終局面です。
7区の山口竣平選手(3年)は、長い距離への対応力と粘り強さを生かし、後続の追い上げを抑える役割を担います。ライバル校がエース級の選手を投入して差を詰めてきても、焦らず自分のペースを守り、最終8区へ有利な状況で襷をつなぐことが理想です。
そして最終8区、19.7kmの最長区間を任されると予想されるのが、4年生の工藤慎作選手です。
工藤選手が十分なリードを受けて襷を受け取れば、持ち前の実力と経験を生かして優勝を目指せます。後続との差を確認しながら安定したペースで走り、終盤まで粘り強く押し切ることができれば、早稲田大学の優勝が現実味を帯びてきます。
前半のスピード、中盤の安定感、そして終盤のエースの力。これらがかみ合えば、早稲田大学にとって理想的な先行逃げ切りの展開となるでしょう。
早稲田大学が優勝するためのポイント
早稲田大学が全日本大学駅伝2026で優勝するには、序盤から無理に飛ばすのではなく、各区間の役割を果たしながら、チーム全体でレースを組み立てることが重要です。
- 序盤: 本田選手と増子選手が好位置を確保し、優勝争いに加わる。
- 中盤: 鈴木選手と山﨑選手が安定した走りで流れを維持する。
- 5区〜6区: 新妻選手と吉倉選手がリードを広げ、後半への余裕をつくる。
- 終盤: 山口選手が粘り、工藤選手が最長区間で優勝を目指す。
もちろん、駅伝は相手校の戦力や当日のコンディションによって展開が大きく変わります。それでも、出雲駅伝で示した勢いを伊勢路につなげ、8人全員が力を発揮できれば、早稲田大学は優勝候補として十分に注目される存在となるでしょう。
【区間エントリー予想】スピードランナーと経験豊富な上級生でつなぐ逆襲のリレー
1区:石川浩輝選手(2年)
1区には、石川浩輝選手(2年)を予想します。
駅伝のスタート区間では、先頭集団から離されず、チームに良い流れをもたらすことが重要です。石川選手が序盤から積極的な走りを見せ、上位集団で襷をつなげれば、青山学院大学にとって理想的なスタートとなるでしょう。
出雲駅伝での走りを伊勢路でも発揮できるか、注目したいポイントです。
2区:平松享祐選手(4年)
2区には、4年生の平松享祐選手を予想します。
序盤の流れを維持するためには、他校の選手が仕掛けてくる展開にも落ち着いて対応する必要があります。経験を積んだ平松選手が安定した走りを見せれば、青山学院大学は上位争いに踏みとどまることができます。
序盤で大きく遅れず、3区以降の勝負につなげられるかが鍵となりそうです。
3区:飯田翔大選手(3年)
各校の主力選手が力を発揮する3区には、飯田翔大選手(3年)を配置します。
飯田選手の持ち味であるスピードを生かし、前を走るライバル校との差を縮める展開が理想です。序盤で上位につけていれば、ここで順位を押し上げ、チームに勢いをもたらすことが期待されます。
青山学院大学が優勝争いに加わるためには、3区までに大きく離されないことが重要です。
4区:黒田然選手(3年)
中盤の4区には、黒田然選手(3年)を予想します。
駅伝では、序盤の勢いを中盤につなげられるかどうかも重要なポイントです。黒田選手には、落ち着いたペース配分で着実に距離を刻み、上位校とのタイム差を維持する走りが期待されます。
ここで大きな失速を避けられれば、後半の勝負に向けてチーム全体の流れを整えられるでしょう。
5区:鳥井健太選手(4年)
5区には、最上級生の鳥井健太選手(4年)を予想します。
中盤から後半へと向かうこの区間では、スピードだけでなく、粘り強く走り続ける力も求められます。鳥井選手が持ち味を発揮し、安定した走りで襷をつなげば、青山学院大学は終盤の勝負に向けて態勢を整えられます。
チームを支えてきた4年生として、経験を生かした走りに期待したいところです。
6区:佐藤愛斗選手(3年)
6区には、佐藤愛斗選手(3年)を予想します。
この区間で注目したいのは、後半の長距離区間に向けて、どこまで順位を押し上げられるかという点です。佐藤選手が持ち前のスピードを発揮できれば、上位校との差を縮め、チームに勢いをもたらす可能性があります。
青山学院大学が逆転を狙うなら、6区終了時点で優勝争いに手が届く位置につけておきたいところです。
7区:前川竜之将選手(2年)
勝負どころとなる7区には、前川竜之将選手(2年)を予想します。
17.6kmの長距離区間では、序盤から飛ばしすぎず、最後までペースを維持する力が求められます。前川選手がロードでの対応力を発揮し、粘り強い走りを見せられれば、最終8区へ向けてチームに望みをつなぐことができます。
先行する大学との差を詰めることができるか、青山学院大学の巻き返しを左右する重要な区間となりそうです。
8区:折田壮太選手(3年)
最終8区には、折田壮太選手(3年)を予想します。
全日本大学駅伝の最長区間となる19.7kmでは、スピードに加えて、長い距離を走り切るスタミナやペース配分が重要になります。
折田選手が十分な力を発揮できる状態で襷を受け取れば、持ち前のスピードを生かして前を追う展開が期待できます。早稲田大学や國學院大學などのライバル校との差をどこまで縮められるか、最後まで目が離せません。
青山学院大学が逆転優勝を狙うなら、最終区まで優勝争いに踏みとどまり、折田選手に勝負できる位置で襷をつなぐことが理想です。
チームエントリー
- 4年生:鳥井 健太、中村 海斗、平松 享祐
- 3年生:飯田 翔大、小河原 陽琉、折田 壮太、黒田 然、佐藤 愛斗、松田 煌希
- 2年生:石川 浩輝、神邑 亮佑、榅山 一颯、櫨元 優馬、前川 竜之将
- 1年生:新見 春陽、古川 陽樹
青山学院大学が逆転優勝を狙うためのポイント
青山学院大学が全日本大学駅伝2026で巻き返すには、出雲駅伝の結果を引きずらず、序盤からチームとして安定したレースを展開することが重要です。
- 序盤(1〜2区): 上位集団につき、優勝争いから離されない。
- 中盤(3〜5区): 主力選手と上級生が安定した走りで流れをつなぐ。
- 6区: 佐藤選手が順位を押し上げ、後半の勝負に望みをつなぐ。
- 6区: 前川竜之将選手と折田壮太選手が勝負を決める。
もちろん、実際の区間配置は当日の戦略や選手のコンディションによって変わります。今回の予想どおりのオーダーになるとは限りません。
伊勢路を制するのは早稲田か、逆襲の青学か!大学駅伝日本一を懸けた決戦

全日本大学駅伝2026の優勝争いで、私が本命に推すのは早稲田大学です。
出雲駅伝で大会新記録をマークして優勝した早稲田大学は、勢いそのままに伊勢路でも頂点を狙います。序盤から主導権を握り、中盤でリードを維持しながら、終盤のエースにつなぐ展開を実現できるかが大きなポイントです。
一方、出雲駅伝で11位に終わった青山学院大学も、巻き返しを狙う注目校の一つです。原晋監督がどのような区間配置で臨むのか、そして各選手が本来の力を発揮できるのかに注目したいところです。
さらに、國學院大學や駒澤大学などの強豪校も優勝争いに絡んでくる可能性があります。各大学の戦略やエース同士の競り合いによって、レースの展開は大きく変わるでしょう。
早稲田大学が伊勢路でも頂点に立つのか、それとも青山学院大学が意地の逆襲を見せるのか。
全日本大学駅伝2026は、各大学の意地と戦略がぶつかり合う見逃せない一戦になりそうです。ぜひ、各校の区間配置や注目選手をチェックしながら、大学駅伝日本一を懸けた熱い戦いを楽しみましょう!
