【スロバキア】フィツォ首相が銃撃され病院に搬送

スポンサーリンク

広告を利用しています

スロバキア首相が危篤状態

スロバキアの首都ブラチスラヴァ
スロバキアの街並み

フィツォ首相が命にかかわる危険な状態

スロバキアのフィツォ首相が、銃撃され、病院に搬送されました。

首相は2024年5月15日、スロバキア中部の町・ハンドロバで政府の会議に参加した後、銃で複数回撃たれたと報じられています。フィツォ首相のSNSによると、本人はヘリコプターで病院に搬送され、命に関わる状態だとしています。

目撃情報によれば、首相は胸と頭に傷を負っていたとのことです。容疑者は拘束されていると報じられています 。

スロバキアの政治状況

スロバキアは欧米との協調を重視する政権を採っており、ウクライナに戦闘機を供与するなど支援を行っています。

ただし、最近の選挙では、物価高騰などを理由にロシアへの制裁に反対し、ウクライナへの軍事支援の停止を訴える元首相率いる野党が勝利する可能性が出てきているようです。また、経済面では外国投資の積極的な誘致や自動車・電機産業の整備が行われています。

スロバキアは議会制共和国です。行政権は首相が率いる政府によって代表される。国家元首は大統領であり、5年間国民の直接投票によって選出されます。

スロバキアは、開かれた輸出指向経済として、最大の貿易相手国であるドイツに経済的に大きく依存しています。

スロバキア
スロバキアの街並み

スロバキアの歴史

先史時代

旧石器時代にスロバキアで最古の考古学的遺物が発見されました。ノヴェー・メスト・ナド・ヴァーホム近くで紀元前27万年頃の道具が見つかっています。

旧石器時代中期にはボイニツェ近くのプレポシュツカ洞窟で他の石器も発見されました。

新石器時代

スロバキア各地に散在する埋葬地や焼き物の発見があります。ジェリエゾフツェやゲメルで顕著な装飾のある焼き物が見つかりました。

チェコスロバキア共和国

第一次世界大戦後の1918年にチェコスロバキア共和国として独立しました。1993年に「ビロード離婚」と呼ばれる平和的な分離でチェコとスロバキアが別々の国となりました。

2004 年以来、スロバキアはNATOおよび欧州連合の一部となっており、2009 年には欧州単一通貨ユーロが同国に導入されました。

スロバキアは民主的な制度を持つ議会制共和国です。経済面では、主に自給自足の農業生産、近代化された産業、国内総生産と労働力のシェアの両方の点で優勢なサービス部門の発展が特徴です。

全体として、スロバキア経済は非常に成功しており、地域内で最も急速に成長している国の一つです。

スロバキアの伝統的な料理

ブリンゾヴェー・ハルシュキ (Bryndzové Halušky)

ブリンゾヴェー・ハルシュキ
ブリンゾヴェー・ハルシュキ

羊のチーズ「ブリンザ」を使ったニョッキ風の料理です。ベーコンや玉ねぎと一緒に食べられます。

ストラパチキ (Strapačky)

ブリンゾベ・ハルシュキと似ていますが、代わりに発酵キャベツを使用しています。ソーセージやベーコンがトッピングされます。

揚げチーズ (Vyprážaný syr)

エメンタールチーズやエダムチーズをパン粉で揚げた料理です。スロバキアの国民食と言われています。

ミートボール(Mäsové guľky)

ジャガイモで包まれたミートボールで、蒸しキャベツやローストした玉ねぎと一緒に提供されます。

ロクシェ(Lokše)

ジャガイモで作る薄いクレープで、甘い系とご飯系のバリエーションがあります。

スロバキアの観光名所

ブラチスラヴァ城

スロバキアブラチスラヴァ城
ブラチスラヴァ城

ドナウ河畔の小高い丘にあるブラチスラヴァ城は、スロバキアの首都ブラチスラヴァのシンボルです。博物館としても公開されており、スロバキアの歴史を学ぶことができます。

聖アルジュベタ教会

美しいブルーで統一された聖アルジュベタ教会は、ブラチスラヴァの外観も内観も魅力的な教会です。

チュミル像

チュミル像
チュミル像

ブラチスラヴァ中心部にあるチュミル像は、マンホールから顔をのぞかせたおじさんのユニークなデザインが特徴です。

デヴィーン城

ブラチスラヴァ近郊にあるデヴィーン城は、ドナウ川とモラヴァ川が合流する崖の上にあります。壮大な景色が広がります。

スピシュ城

スロバキアスピシュ城
スピシュ城

スロバキアの東部にそびえ立つ中世の山城で、世界遺産に登録されています。崩れた廃墟も見どころです。

ドブシンスカ氷穴

氷河期に形成された万年氷穴で、真夏でもひんやりとした空間を楽しめます。ガイドツアーで訪れることができます。