フランス優勢の予想が多数派。しかし、イングランドにも逆転のシナリオは残されている

2026年FIFAワールドカップ3位決定戦で、イングランドとフランスが激突します。決勝進出を逃した両チームにとっては悔しさの残る一戦ですが、銅メダル獲得と有終の美を懸けた注目カードです。
各種データ分析やブックメーカーのオッズではフランスが優勢と予想されており、エムバペの得点王争いにも大きな注目が集まっています。一方で、イングランドもサカやフォーデンを中心に十分な破壊力を持っており、一発勝負では何が起こるかわかりません。
果たして勝利を手にするのはフランスか、それともイングランドか。この記事では勝利確率、予想スコア、過去の対戦成績、注目選手などを踏まえながら、3位決定戦の行方を徹底予想します。
この記事の結論
- 勝利予想:フランス
- 勝利確率:フランス50%、引き分け24%、イングランド26%
- 予想スコア:フランス 2-1 イングランド
- MVP予想:キリアン・エムバペ
フランスが優勢という予想は多いものの、イングランドにも十分勝機はあります。特にサカとフォーデンがサイドで主導権を握れば試合展開は大きく変わる可能性があります。しかし総合的な戦力、コンディション、選手層を考慮すると、最終的にはフランスが競り勝つと予想します。
イングランド対フランスの予想結果は?勝利確率を公開
2026年W杯3位決定戦では、フランスが優勢と予想されています。各種データ分析によると、フランスが90分以内に勝利する確率は約50%で、イングランドの約26%を大きく上回っています。
現地時間7月18日(日本時間7月19日午前4時)にマイアミで行われる「フランス対イングランド」は、決勝進出を逃した両強豪による銅メダル争いです。しかし、コンディションやチーム状況を比較すると、フランスが一歩リードしているとの見方が主流となっています。
勝利確率
大手データサイトのスーパーコンピュータ予測や主要ブックメーカーのオッズを基に算出した勝利確率は以下の通りです。
- フランス勝利:50.1%~50.7%
- 引き分け(延長戦突入):23.7%~24.1%
- イングランド勝利:25.6%~25.8%
フランスの勝利確率は50%を超えており、単独で最も高い数値となっています。一方、イングランドは26%前後にとどまっており、データ上ではフランス優勢の構図です。
なぜフランスが優勢なのか?
休養期間とモチベーション面で有利
フランスは準決勝のスペイン戦から中3日で3位決定戦に臨みます。対するイングランドはアルゼンチン戦から中2日と回復期間が短く、コンディション面で不利です。
さらにフランスにとっては、長年チームを率いてきたディディエ・デシャン監督の退任前ラストマッチとなる可能性が高く、チーム全体のモチベーションも非常に高い状態にあります。
一方のイングランドは、準決勝で85分までリードしながら終盤に逆転負けを喫しており、精神的ダメージの大きさが懸念材料です。今大会を通じて延長戦を含む厳しい戦いが続いていることも、不安要素といえるでしょう。
エムバペの得点王争い
フランス最大の武器は、やはりキリアン・エムバペです。
エムバペは現在8得点を記録し、アルゼンチンのリオネル・メッシと得点ランキング首位に並んでいます。史上初となる「2大会連続単独得点王」が懸かる一戦だけに、本人のモチベーションは極めて高いはずです。
3位決定戦は決勝戦ほど守備的にならず、オープンな展開になりやすい傾向があります。その中で世界屈指の決定力を持つエムバペが躍動する可能性は十分にあります。
フランスの圧倒的な選手層
フランスはDFサリバの欠場が濃厚とみられていますが、それでも代役候補が豊富です。
ラクロワをはじめとする質の高い守備陣に加え、前線にはデンベレ、チェルキ、バルコラといった一流アタッカーが控えています。ターンオーバーを行っても戦力低下が小さい点は大きな強みです。
一方のイングランドは、ジョン・ストーンズのコンディション不安が指摘されており、守備陣の疲労が深刻です。決勝トーナメントでは4試合連続失点を喫しており、疲弊したディフェンスラインがフランスの高速カウンターを止められるかが大きな課題となります。
また、ジュード・ベリンガムには出場停止の可能性もあり、仮に欠場となれば攻守両面で大きな痛手となるでしょう。
当サイトの勝敗予想
総合力、コンディション、モチベーション、そして決定力を比較すると、フランスが優位と判断します。
勝利予想
- フランス:50%
- 引き分け:24%
- イングランド:26%
予想スコア
- フランス 2-1 イングランド
- フランス 3-1 イングランド
3位決定戦らしく両チームとも積極的にゴールを狙う展開が予想されます。イングランドにも得点のチャンスは十分ありますが、選手層の厚さとエムバペの得点王への執念を考慮すると、最終的にはフランスが90分以内で勝利し、銅メダルを獲得する可能性が高いと予想します。
先制はエムバペ。イングランドは後半にサカが同点弾。しかし終盤にチェルキが決勝点を決め、フランスが逃げ切る展開を予想する。

イングランドとフランスの過去の対戦成績
イングランドとフランスはサッカー界を代表する強豪国同士ですが、通算対戦成績ではイングランドが勝ち越しています。
ただし、その数字だけで現在の勢力図を判断するのは危険です。なぜなら、歴史的にはイングランド優勢、近年はフランス優勢という明確な流れが存在するからです。
2026年W杯3位決定戦を占ううえでも、両国の対戦史を振り返ることは重要なポイントとなります。
通算対戦成績
これまで両国は32回対戦しており、イングランドが大きく勝ち越しています。
- イングランド:17勝(66得点)
- フランス:10勝(41得点)
- 引き分け:5試合
数字だけを見るとイングランド有利ですが、この成績には注意が必要です。
イングランドは1923年から1949年までの最初の11試合で10勝を挙げており、当時はフランスを圧倒していました。そのため、通算成績には歴史的なアドバンテージが大きく反映されています。
一方で、フランスが欧州屈指の強豪国として成長した1980年代以降は対戦成績が大きく変化しており、近年はむしろフランスが優位に立っています。
近年の直接対決
直近9試合の成績を見ると、フランスが6勝2分1敗と圧倒しています。
直近9試合の対戦結果
- 2022年W杯準々決勝:フランス 2-1 イングランド
- 2017年国際親善試合:フランス 3-2 イングランド
- 2015年国際親善試合:イングランド 2-0 フランス
- EURO2021年以上? → 2012年EURO:フランス 1-1 イングランド
- 2010年国際親善試合:イングランド 1-2 フランス
- 2008年国際親善試合:フランス 1-0 イングランド
- EURO2004:フランス 2-1 イングランド
- 2000年国際親善試合:フランス 1-1 イングランド
- 1999年国際親善試合:イングランド 0-2 フランス
特に注目すべきなのは、イングランドがフランスに勝利したのは過去27年間で2015年の親善試合のみという事実です。
近年の対戦ではフランスが試合巧者ぶりを発揮しており、大舞台でもイングランドを苦しめ続けています。
W杯での対戦成績
今回の3位決定戦を除くと、両国はW杯で過去3回対戦しています。
成績はイングランドの2勝1敗です。
1966年 イングランド大会(グループステージ)
イングランド 2-0 フランス
自国開催のイングランドがフランスを下し、そのまま勢いに乗って大会初優勝を達成しました。現在でもイングランド唯一のW杯制覇として語り継がれています。
1982年 スペイン大会(グループステージ)
イングランド 3-1 フランス
ブライアン・ロブソンのゴールなどでイングランドが快勝。当時の黄金世代を擁するフランスを相手に強さを見せつけました。
2022年 カタール大会(準々決勝)
フランス 2-1 イングランド
最も記憶に新しいW杯での対戦です。
チュアメニの先制弾とジルーの決勝ゴールでフランスが勝利。イングランドはケインがPKで1点を返したものの、終盤に訪れた同点PKのチャンスを逃し、ベスト8で涙をのみました。
この一戦は「フランス黄金世代の勝負強さ」と「イングランドのあと一歩届かない壁」を象徴する試合として語られています。
対戦成績から見えるポイント
歴史的な通算成績ではイングランドが17勝10敗とリードしています。しかし、近年の流れを見ると状況はまったく異なります。
直近9試合でフランスが6勝を挙げ、2022年W杯でもフランスが勝利。現在のチーム力や相性を考えると、心理的にもフランスが優位に立っているといえるでしょう。
その一方で、イングランドにとって今回の3位決定戦は、2022年カタールW杯で敗れた相手へのリベンジマッチという意味合いもあります。
「過去の実績ではイングランド、現在の相性ではフランス」
この対照的なデータこそが、2026年W杯3位決定戦をより興味深いものにしている最大のポイントです。

ベリンガムの出場停止の可能性
イングランド代表のジュード・ベリンガムは、フランスとの3位決定戦を欠場する可能性があります。
準決勝のアルゼンチン戦(1-2)終了後、相手選手に対する平手打ちとみられる行為が映像に映っており、FIFAによる事後調査の対象となる可能性が浮上しています。仮に懲戒処分が科された場合、3位決定戦で出場停止となる可能性も否定できません。
問題となった騒動の経緯
事件が起きたのは、イングランドの敗退が決まった試合終了直後です。
勝利を喜ぶアルゼンチン代表のバレンティン・バルコに対し、ベリンガムが後頭部付近を平手で叩いたように見える場面がカメラに捉えられました。
この行為をきっかけに両チームの選手やスタッフが集まり、一時は乱闘寸前ともいえる小競り合いに発展。試合後の大きな話題となっています。
一方で、バルコがイングランドベンチ付近で過度な喜び方を見せるなど、挑発的な行動があったとの指摘もあり、騒動の背景についてはさまざまな見方が出ています。
処分のポイントは「暴力行為」かどうか
今回のケースで重要となるのは、FIFA規律委員会がこの行為をどのように判断するかです。
試合中に主審やVARがこの場面を確認していなかったため、処分の有無は映像による事後審査に委ねられています。
出場停止になるケース
FIFAがこの行為を「暴力行為」と認定した場合、最低1試合の出場停止処分が科される可能性があります。
特にボールとは無関係の局面で相手の頭部付近に手を出した行為と判断されれば、レッドカード相当の行為として扱われる可能性が高くなります。
その場合、ベリンガムはフランスとの3位決定戦を欠場することになるでしょう。
出場停止を免れるケース
一方で、接触の強さや状況が軽微だったと判断された場合は、警告や罰金処分のみにとどまる可能性もあります。
挑発行為への反応だった点や、実際の接触が強いものではなかったと認定されれば、FIFAが出場停止処分まで踏み込まないケースも考えられます。
そのため、現時点では出場停止が確実という状況ではなく、最終的な判断を待つ必要があります。
イングランドにとっては大打撃
もしベリンガムが出場停止となれば、イングランドにとって極めて大きな痛手です。
ベリンガムは今大会でハリー・ケインと並ぶチーム最多の6ゴールを記録しており、攻撃面の中心選手として活躍してきました。得点力だけでなく、中盤でのボール運びや守備面への貢献も大きく、まさに攻守の要となる存在です。
すでに連戦による疲労や負傷者の問題を抱えているイングランドにとって、ベリンガム不在は戦力低下を招く重大な要因となります。
そのため、仮に出場停止処分が下された場合には、フランス優勢とされる勝利予想がさらにフランス寄りに傾く可能性が高いでしょう。特にエムバペを中心としたフランスの攻撃陣を相手にするうえで、ベリンガムの不在は勝敗を左右する大きなポイントになりそうです。
W杯3位決定戦はいらない?その意義を解説
ワールドカップの3位決定戦については、「優勝も準優勝も逃したチーム同士の試合だから必要ない」「選手のモチベーションが上がらない」という意見があるのも事実です。
しかし実際には、3位決定戦には大きな意義があり、サッカーファンにとっても見どころの多い一戦となります。
「3位決定戦はいらない」と言われる理由
3位決定戦は準決勝の敗者同士が対戦するため、直前まで決勝進出を目指していた選手たちにとって精神的な切り替えが難しい試合です。
フランス優勢は揺るがず。それでも、イングランドには歴史を変える90分が残されている
2026年W杯3位決定戦のイングランド対フランスは、各種データやチーム状況を総合するとフランスがやや優勢と予想します。
フランスはエムバペの得点王争いという明確なモチベーションがあり、豊富な選手層やコンディション面でもアドバンテージがあります。一方のイングランドもサカやフォーデンを中心に高い攻撃力を誇っており、試合の流れ次第では十分に勝利を狙える存在です。
特にベリンガムの出場可否は勝敗を左右する大きなポイントとなりそうです。また、3位決定戦はオープンな展開になりやすく、予想以上の打ち合いになる可能性もあります。
最終的にはエムバペの決定力とフランスの選手層の厚さが勝敗を分けると予想し、本サイトでは「フランスが2-1で勝利」と予想します。
【最終予想まとめ】
勝利予想:フランス
勝利確率
- フランス:50%
- 引き分け:24%
- イングランド:26%
予想スコア
フランス 2-1 イングランド
注目選手
キリアン・エムバペ
勝敗を左右するポイント
- エムバペの得点王争い
- ベリンガムの出場可否
- イングランド守備陣の疲労
- 3位決定戦特有のオープンな展開
果たして銅メダル3位を獲得するのはフランスか、それともイングランドか。世界屈指の強豪同士による注目の一戦を最後まで見届けましょう。

